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DVD2010 [1]

DVD観賞録2010⑪

「CSI:科学捜査班」にはまる

 最近、凝っているレンタルDVDは、アメリカのテレビシリーズ「CSI:科学捜査班」です。

CSI:科学捜査班 シーズン6 コンプリートDVD BOX-1 DVD CSI:科学捜査班 シーズン6 コンプリートDVD BOX-1

販売元:角川エンタテインメント
発売日:2008/09/05
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すでに本国ではシリーズ9にもなるので、「何をいまさら」と思われる人も多いでしょう。テレビ北海道で日曜の昼間にやっているのを観てから、DVDで最初から借りてみました。複雑なプロットがラストにはぴたっとはまる快感。キャラクターも立っていて、いいですね。最近のアメリカのテレビドラマの王道ですね。

このシリーズでやっかいなのは、見始めると後を引いてしまうこと。本も読まなければならないし、ブログも書かなければならないし、やることはたくさんあるのに、ね。

CSIファンのひと、コメントください。

DVD鑑賞録2010⑩

バカだからこそ、かわいい。

 この暑い日に、菅原文太の「トラック野郎 望郷一番星」を観る。くだらない。ばからしい。でも、エネルギーに充ち満ちている。バカだからこそ、かわいく思う。そんな逆説的な魅力を感じる映画である。

トラック野郎 望郷一番星 [DVD]

<解説・あらすじ=goo映画などより>シリーズ第3作目。脚本は澤井信一郎ほか、監督は「お祭り野郎 魚河岸の兄弟分」の鈴木則文。

 桃次郎(文太)とジョナサンこと金造(愛川欽也)は、北海道行きのカーフェリーの出発時間を待つ間、川崎の金造の自宅に立ち寄った。金造の妻・君江(春川ますみ)と9人の子供たちは、現在の6畳一間の家では狭すぎるので金造にもっと頑張って家を建ててほしいと要求した。おかげで金造は、カーフェリーに乗ってもラウンジでアルバイトするはめになった。

 一方、桃次郎は美貌の女性・三上亜希子(島田陽子)に一目惚れ。釧路に着いた桃次郎は、亜希子の顔が頭にこびりついてしまい他の女には目もくれないばかりか、港の魚市場で女トラック運転手の涼子(土田早苗)を罵った。ところが涼子に惚れているカムチャッカの熊こと大野田太郎左衛門(梅宮辰夫)がこの事を聞いて怒り、熊と桃次郎はたちまち大喧嘩になった。しかし喧嘩の腕は互格のため、トラックで勝負することになった。だが、地の利に明るい熊に軍配が上り、桃次郎は北海道を直ちに去る約束をした。その帰り道、桃次郎は亜希子と再会した。亜希子は静内の牧場の娘で、両親を亡くし女の身一つで牧場を経営していた。亜希子にすっかり心を奪われた桃次郎は、熊との約束を忘れて、トラックはそっちのけで乗馬入門書にかじりつく。

 そんなある日、亜希子が一番可愛がっていた仔馬が病気になり、獣医も見離してしまった。そこで看病をかって出た桃次郎は、仔馬とともに一夜を明かし、その甲斐があって奇跡的に元気を取り戻した。亜希子は桃次郎のひたむきな献身振りに心を打たれるのだった。桃次郎は亜希子の感謝の言葉を背に釧路に戻った。というのも、桃次郎が北海道に居すわったのは涼子との仲が原因、と熊が勘違いしていたからだ。だが、涼子が自ら熊に愛を告白したため大事には至らなかった。桃次郎は金造夫婦のすすめもあり亜希子にプロポーズしようとしたのだが、彼女には既に結婚を約束した相手がいることを知り、ガックリしてしまう。そんな時、金造のアルバイト先の運送ブローカー・鮫田が金を持ち逃げしたため、荷が滞貨し、金造が困り果てていた。見るに見かねた桃次郎は、金造を勇気づけると、自らハンドルを握って、驀走する。

<能書き=文責・双子山>まあ、寅さんの亜流ですね。でも、底抜けの脳天気エネルギーは侮れません。監督の鈴木則文が今年出した「トラック野郎風雲録」を読むと、当時の本物のトラック野郎たちの、この映画に寄せる熱い思いと、自分たちの職業が認められ、映画になったことの喜び・自負がひしひしと伝わってきて、一種感動的である。

 1976年作品。すでに「仁義」シリーズやや「県警対組織暴力」で堂々たる一枚看板になっていた文太が、下品きわまりない演技を楽しみながらやっている。ああ、この人は本当に映画が好きなんだなあ、とファンなら胸が熱くなるはずだ。「ゲージツ」などではない、純然たるエンターティンメントとしての映画である。

 このシリーズ、時には「寅さん」の興行収入を上回ったというのだから、凄いもんです。そういえば「トラック野郎」って、もはや普通名詞だもんね。

 静内の牧場主役の島田陽子、まったくもって魅力がないところが逆に感心する。

 いずれにせよ、みどころ、突っ込みどころ満載の映画です。楽しめます。皮肉ではなく、本心から思いますよ。

DVD鑑賞録2010⑨

クール! さすがスコセッシ

 札幌なのに、気温が30度を超えちゃいけません。外に出る気にもならず、DVD鑑賞だ。マーチン・スコセッシ監督の「グッドフェローズ」。

 1990年作品。幼い頃からマフィアに憧れ12歳でその世界に入った青年の実話をもとに、友情や裏切りを描く。ロバート・デ・ニーロ、レイ・リオッタ、ジョー・ペシほか出演。北野たけし監督も「影響を受けた」と公言している映画である。確かにその病力描写は「冷血」である

 デ・ニーロより、若いギャングスターを演じたリオッタとペシが輝いている(ペシはこの映画でアカデミー助演男優賞)。140分以上という長い尺、ニューヨークという限られた場での、ギャングの殺しあいという限られたテーマながらぐいぐいと引っ張るのは脚本ント俳優たちの力なのだろうなあ。

 映像のスタイリッシュさに加え、音楽のセンスがクールだ。さすがスコセッシ、ブルース映画やストーンズの「シャイン・ア・ライト」を撮っただけあるぜ。特に2回ばかり流れる、デレク&ドミノスの「いとしのレイラ」の後半部分。泣かせるぜ。どうかしてるぜ。

グッドフェローズ 【Blu-ray Disc】

DVD鑑賞録2010⑧

だからといって、これはひどい

 中島哲也監督の才能を買っている。「告白」、いいじゃん。「下妻物語」、凄いぜ。「嫌われ松子」、やるねえ。だから「パコと魔法の絵本」も当然、面白いだろうと思うじゃん。なんだよ、これ? わけわかんねえよ!!

 しばらく、中島作品から離れます。映画だらといって、何をやってもいいわけではない。

DVD鑑賞録2010⑦

やっぱ面白え

 「下妻物語」、始めて観ました。いやあ、うわさ通り、ぶちぬけた快作です。何とも、楽しい映画です。中島哲也監督、異才ですねえ。

下妻物語 スタンダード・エディション [DVD]

 しかし、これが「映画」かといったら、確かに従来の文法からはかなり逸脱するわけであり、そこに異論は出るでしょうね。広告出身ゆえ、中島監督の撮る映画はすべて、プロモーション・ビデオの延長線上のようにも見えるのです。

 このような撮り方が赦されるなら、なんでもありという意見もあるでしょうな。でもそれこそ、コロンブスの卵なわけでね。「文句あるなら自分が先にやってみろ」と中島監督は言うでしょうな。

 いずれにせよ、深キョーと土屋アンナの友情にはグッときますよ。傑作です。参りました。

DVD鑑賞録2010⑥

長澤まさみ、サイコーです

 「ロボコン」を観る。映画評論家のトーカーくんによると「ゼロ年代の傑作」。NHKでよくやっている、高専対抗のロボットコンクールをテーマにした、いわば理科系の「青春デンデケデケ」か。

ロボコン ROBOT CONTEST

 2003年の作品。長澤まさみ、小栗旬、塚本高史ら、まさに2010年から見ると旬の俳優たちが頑張っている。中でも長澤はかわいい。女優のオーラ全開である。さすがだ、と思った。この女優作品さえ選べば、もっともっと大きくなれる。どんな俳優でもそうかもしれないがね。

DVD鑑賞録⑤

映画にする意味があるのか?

容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD] DVD 容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2009/03/18
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 東野圭吾のベストセラーの映画化。悪くはないよ。でも、これを2時間弱の映画にすることに何の意味があるのだろう?

 そんなことを言ったらきりがないのかもしれない。でも、映画には、本当に、映画にする意味があるんだ。だから映画にするんだよなあ?

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