やはりこの完成度はすごいぜ
続いて語りたいのは「サージャント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(以下サージャント)」です。
とにかく、聞く前から「最高傑作」「すごい」などの評価ばかり聞こえていました。当然ですね。発表は1967年、私が聞いたのは中学2年だから72年か。
面白いと思うのはそこなんです。すでに、リリースから何年も経っているアルバムが、すごく、入ってくるのですから。
私たちの世代はビートルズ後追い世代なんです。だから、渇している部分もあって、かなり、熱狂的な人もいるようです。でも、正直、本質的なこと言えば、リアルに聞いていないんですよ。だから、弱いところがある。
ビートルズがいたから、生きていられた。オーバーかもしれないけど、そんな気分もあるな。
例えば、英語なんか、ずいぶん勉強になったしね。
全然、「サージャント」語ってないね。
中学2年のレーニン親方は、この完成度、あ、音楽ってこんなにすごいんだと思ってしまったのだよ。完成度の塊じゃん。このころ、クラシックなんか知らなかったし、この音楽の塊がすごいと。生きている音楽、このすさまじさをリアルに感じたんだ。
そして「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」・この曲は素晴らしい。
何の方向性もなくてさ。生きていていいのか、死んだ方が良いのか、わかんない、そんなときかな。この曲を聴いたら、わかるよ、何かが。
すごい曲だよ。

最近のコメント