音楽としての現在⑨
コルトレーン「至上の愛 コンプリート・マスターズ」を聴く
買うかどうか迷っていたけど、結局、衝動買いしてしまいました。
未発表音源などがたっぷり。しかし、よほどコルトレーンのファンじゃないと興味はないでしょね。 そして私は、それほどまでのコルトレーンのファンではないような気がします・・・。
末期のコルトレーンは難しい。気迫は伝わってくるけど、それが<ジャズ>としてどのような意味があるのか、浅学の身にはわからない面がある。
コルトレーン「至上の愛 コンプリート・マスターズ」を聴く
買うかどうか迷っていたけど、結局、衝動買いしてしまいました。
未発表音源などがたっぷり。しかし、よほどコルトレーンのファンじゃないと興味はないでしょね。 そして私は、それほどまでのコルトレーンのファンではないような気がします・・・。
末期のコルトレーンは難しい。気迫は伝わってくるけど、それが<ジャズ>としてどのような意味があるのか、浅学の身にはわからない面がある。
久しぶりに、歌う
札幌のあるホテルで3か月に1度、日曜の昼下がりに開かれているフォーク演奏会。ほぼ2年ぶりくらいに出てみました。
会費3千円。軽いつまみが出て、ビール、ワインなどが飲み放題です。面白い企画ですね。
私は、ラス前に登壇。プレスリーの名曲をディラン風にアレンジした「好きにならずにいられない」、斉藤哲夫の名曲を吉田拓郎がかました「されど私の人生」、ビートルズ「恋する二人」という脈絡のない3曲をがなりました。
私の持ち味はブルースハープなのですが、練習不足でだらけてしまいました。まあ、それよりも、久しぶりのステージにあがってしまったわけですがね。
たまに、大きな声で歌うのは気持ちよいことです。次回はもう少し、練習を重ねようと思います。
このような会の利点は、同好の士に出会えることですね。
迫力のシューベルト
年の瀬、せめて夫婦だけでも、ゆったりとした気持ちでいようと、6日夜、札幌コンサートホ-ル・キタラにドイツのピアニスト、ゲルハルト・オピッツのリサイタルを聞きに行く。
オピッツは ことし59歳。ウィルヘルム・ケンプに学び、「ドイツ・ピアノの正統派」の異名を持つ。
プログラムはまさにドイツ正統派。シューマン「子供の情景」はゆったりと弾き私の脳内ではα波が出まくり、眠たくて仕方なかった。
シューベルト「即興曲集」はすごい迫力で、弾ききった感じである。全力疾走、鬼気迫る演奏で会場をどよめかせた。なかなかに、外連味もあるピアニストのようで、演奏スタイルがどこか演技じみている。
中入り後はベートーベンのソナタ2曲。第8番「悲愴」は、何だか軽く流した感じ。ジャズピアニストのような、「軽み」が特徴的だった(悪口じゃないよ。良い意味でね)。
そして第23番「熱情」。第1楽章、第2楽章は次第に盛り上がる感が積み重なり、重層的な演奏で良かったのだが、第3楽章では疲れ切ってしまったようだ。息を切らせてしまったような演奏が少し、残念であった。
しかし、久ぶりの生のピアノを十二分に堪能することができた。それにしても、ドイツ音楽というのは、「男の音楽」である。汗臭い。女の介入を許さない。そんな気がしたね、私見ながら。
その歌声を堪能しました
「八神純子コンサートツアー」にかみさんと行く。場所はニトリ文化ホール。かつての北海道厚生年金会館である。キース・ジャレットが手抜きのコンサートをやったことで知られる。ボブ・ディランもここでやったのだったかな?
アメリカに住んでいて、久しぶりに音楽活動を再開したという。しかし、その声量たるや圧倒的である。始めから飛ばし、最後までの約2時間、MCもかましながらの大熱演であった。
「みずいろの雨」「パープル・タウン」といったビッグヒットのほかにも、けっこう、憶えている曲があった。彼女、私より学年でひとつ上のはずなのだが、その声量は本当にすごいものだった。堪能しました。
東日本大震災被災地への慰問にも熱心で、たぶん、外国にいるからこそ、故国の参上に思いを強く寄せることができるのだろう。復興を願う「翼」という曲と、中島みゆき「時代」には思わず、目頭が熱くなった。歌の持つ、根本的な力である。
客席は見事に中年以降が占めていた。
面白かったのは「撮影コーナー」として写真撮影を一定時間を決めて認めたこと。ブログで周知して貰うのが狙いだそうだ。こういう考え方もあるわな。
天使のような歌声だ
旭川のがじんくんがブログで絶賛していたロバータ・フラックのビートルズ・カヴァーアルバムを買い求めた。うん、いいねえ。私も、絶賛するよ。
今年で75歳になるというのに、何とリリカルな歌声なのだろう。無駄な力が、一切、入っていないというか。思えばこの人「やさしく歌って」を泣きながら聞いたもんだ。ああ、あのころのボクはあんなに老けていて、いまのボクはこんなにも若い。
アレンジも素晴らしい。「恋する二人」なんて、原型をとどめていないものな。それでも、聞かせる。
がじんくんは輸入盤を買ったのでボーナストラックが入っていない。国内盤ボーナストラックの「ヒア・カムズ・ザ・サン」、泣かせてくれます。是非に、国内盤をお買い求めください。
たいしたもんだ
ススキノにある、ビートルズコピーバンドが聞けるお店と同じビルに入っているスナックが10周年と言うことで、中島公園にも近いライブハウス「ゼップ札幌」にてコンサートを行うという。dogからチケットを3500円で買わされたので、ジータとともに足を運ぶ。
驚いたね。「エッグ★エンゼルス」はスナックの姐さんの余技の範畴ではない。うまさにほれぼれした。ブラック・コンテンポラリー、モータウン系を次々とカマしてくれたのだが、メグちゃんがソロで歌う、ホイットニー・ヒューストンの「オールウェイズ・ラブ・ユー」には痺れました。お金を取って聴かせる音楽になっているもんなあ~。私なんて、まだまだです。
コンサート後、ジータ、dogと夜のススキノに旅立ったが、ジータはまた、寝た。彼もまた、まだまだな1人です。
歌ったぜ・・・。
たまに行くススキノ近くのロックバー主催のアコースティック・コンサートに出場する。「恋する二人」(ビートルズ)、「好きにならずにいられない」(プレスリー、ボブ・ディラン・ヴァージョン)、「されど私の人生」(斉藤哲夫、吉田拓郎ヴァージョン)をかます。
この写真は私ではございませんがね。
dog、フロントバレーという職場の後輩たちの声援を受け、何とか歌いきった。事前にカラオケボックスに入り、ノドを湿らせておいたのも良かったか?
でも、歌とは難しいもんだ。きちんと、ボイストレーニングしないと、ロックな歌は歌えない。
ステージ後は、デパートの地下で食料品などを買い込み、dog、フロントバレーを引き連れわが家で反省会を開く。
ジータも呼び出すが、ジータ、いきなり寝る。目が覚めたのは夜中の2時で、カミさんが作ったみそ汁を食べてから帰ったそうだ。頑張れ、ジータ!
いつ、聴くんだよ?
もう5年ほども前に買ったipodnanoの調子が悪いので、えいやっとipodクラシックに買い換えた。20500円なり。
凄いのはこの機種、160GBだぜ。しこしこしこしこ、CDを取り込んで、現在は2200曲ばかり入っている。使用しているのは17・4GB。このペースで行くと、1万9000曲ばかり入ることになるが、おいおい、ちょっと待て。そんな曲数をいつ、聴くんだよ? 人生は短いぞ。
でもまあ、とりあえず、ディランやビートルズ、ブルーズを聴きながら、通勤する毎日なのです。
歌謡曲が身に沁みる
歌謡曲もいいなあ、と最近、つとに思う。「演歌」じゃなくて、「歌謡曲」ね。そして「演歌=歌謡曲」ではないことを確認しておこう。
美川憲一の「柳瀬ブルース」がいい。調べてみたら1966年のヒット曲だって。私は8歳だよ。なのに、なぜ、妙に心に沁みるのだろうか、この歌が。
通算120万枚を売ったそうだ。美川、美青年だったのになあ~。
色気むんむんの63歳
巷で話題になっている由紀さおり姐さんとアメリカのジャズバンド、ピンク・マルティーニによるアルバム「1969」を買い求める。輸入盤だと1500円だよ。
その色気ある声に驚かされたぜ。63歳とは思えん。由紀さおり、侮るべからずだな。
それにしても、「夜明けのスキャット」は名曲である。スキャット部分の官能性はいうまでもないが、歌詞「夜は流れず/星も消えない」は名フレーズである。まさに、時間が止まっているのだ。性的暗喩であるな。凄いぜ、山上路夫。
「ブルーライト・ヨコハマ」「いいじゃないの幸せならば」・・・。1969年にヒットした曲を、由紀さおり姐さんが歌う。あのころ、私は11歳か。歌詞の意味も、況んや、愛の意味も知らなかったころである。チャーリーやデデキ、はばかり、ヒーやタリー、タミ-など花の木小学校の悪友たちと遊びほうけていたころである。
それはともかく、おすすめである、このアルバム。円高の今だから格安感があるぞ。すぐに、CDショップへ行こう!
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