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映画・テレビ

三国一の映画野郎2017④

ディノス札幌にて、かみさんと「ムーンライト」を観る。シニア料金でね。
アカデミー賞作品賞、脚色賞、助演男優賞を受賞した作品であるが、うむ。ひりひりした、切なさは伝わる映画ではあるが、むむむ。それほどの映画なのだろうかなあ、というのが実感です。82点


三国一の映画野郎2017②

カミさんと夫婦50割を利用しての映画鑑賞。目指すは札幌ファクトリーのユナイテッドシネマで上映中の「ラ・ラ・ランド」。いかにもアメリカらしいミュージカル。2時間、たっぷりと堪能させていただきました。いい映画ですよ。


三国一の映画野郎2017①

大時代的というか・・・

 かみさんと、札幌ファクトリーのユナイテッド・シネマへ。今年初めて観る映画は「マグニフィセント・セブン」だ。1960年製作の「荒野の7人」のリメイクである。

 「荒野・・」におけるリーダー、ユル・ブリナーに当たるのはデンゼル・ワシントン。時代は変わりましたね。ほかにも、韓国俳優やネイティブ・アメリカンも「7人」に加わり、人種的多様性を示しているのも現代風である。

 しかし、もう少し、脚本は練ってほしかった気もする。大時代的なのだ。

 ドンパチシーンはド迫力だが、いわゆる「人間の描き方」が物足りない気がしましたね。

 それにつけてもオリジナルのオリジナルである「七人の侍」の完成度の高さよ。

 点数:79点。もはや西部劇は不可能なのだね。かつてのファンとしてはさびしいよ。イーストウッドの「許されざる者:、いや、サム・ペキンパーの「ワイルドバンチ」で西部劇は終わったのだろう。あとは無限に連鎖するエピゴーネンがあるばかりだ。

 

三国一の映画野郎2016⑩



三国一の映画野郎2016⑧

2016年に観るこの一本

JR札幌駅近くのさっぽろシネマフロンティアにて「怒り」を観る。かみさんとシニア割引。
すごい映画だ! 監督が役者のポテンシャルを完全に引き出している。重層的な物語をていねいに編み込んでいく。
「人を信じること」の意味を徹底的に問う。吉田修一の原作を忠実に再現しているが、さらにまた、新しい地平を築いている。今年というか、ここ数年でナンバーワンの映画だ。

映画鑑賞後はガード下の居酒屋へ。かみさんと映画談義に花を咲かせた。イカとサンマの刺身が美味かった。

☆☆☆☆☆

映画観るじ2016③

真面目なクマは図々しい?

ファクトリーで「パディントン」を観る。南米ペルー生まれの生真面目なクマがロンドンに行く話。



映画観るじ2016②

250匹の犬たちが疾走

スガイディノスにて「ホワイト・ゴッド」を観る。ハンガリー映画だ。凄い!印象に残る映画だ。犬たちの演技が切ないぞ。




映画観るじ2016①

頑張るトム・ハンクス

今年最初の映画は、スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演の「ブリッジ・オブ・スパイ」。かみさんとファクトリーまで行ってきました。
いやあ、最後まで飽きさせないテクニックはすごい。感心します。
しかし、歴史の後付けではないですが、冷戦とは何だったんだだろう。壮大な無駄な時間。イデオロギー対立の不毛。考えさせられた。



ドラマを見る日々2015①

「ブラックリスト」にはまる

  年末、「スカパー!」に加入してしまいました。海外ドラマにはまっているのが、最大の理由です。

  「CSI」「クリミナル・マインド」「ミディアム 心霊捜査官」「パーソン・オブ・インタレスト」などなど、これまで、いろいろな海外ドラマを見てきましたが、どれもDVDをレンタルしてのものでした。

  ちょうど正月4日、「ブラックリスト シーズン1」の一気放送です。ちょうど、レンタルで見た次の回から始まるというタイミングもあって、一気に10話連続視聴です。

第1話から続いていた謎は最終段階でようやく、解決したのですが、シーズン2に引っ張る伏線もたっぷり。途中でけっこう重要な登場人物が殺されたりして、ジェットコースター的展開です。

主人公のジェイムス・スペイダー。「ぼくの愛しい人だから」などでは紅顔の美青年でしたが、すっかりはげて、貫禄十分の犯罪者役。ダンディです。

シーズン2は2月に始まります。

三国一の映画野郎2014

強靱なる意志と凡庸な悪

  「蠍座」にて、「ハンナ・アーレント」を観る。どうしても観たかったのだが、見逃していた。蠍座、偉いぜ。

 アーレントの哲学は難しい。しかし、映画はアイヒマン裁判に特化させ、彼を「凡庸なる悪」としたアーレントへ対する激しい批判を中心に描かれている。

 どうも、現在になってはなぜあれほどアーレントが批判されたのか、分からない部分もあるのだ。なぜ、「凡庸なる悪」ではダメだったのか。ユダヤ人虐殺を実行した「完全なる悪」としてしか、アイヒマンを表することはユルされなかったのか。

 しかし、いかなる批判にも言論で立ち向かい、友人らと訣別することになっても言論を揺るがせることがなかったアーレントの強靱な思想的意志に感動した。

双子山評定:☆☆☆☆

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