三国一の読書野郎2017⑦
後期高齢者が主人公のコージー・ミステリ
北関東の地方都市でコーヒー豆と和食器の店をちんまりと営む76歳のおばあさん・杉浦草が主人公のミステリ連作短編集。常連たちの会話などをきっかけに、街の小さな事件をコツコツ探る草さんの姿がいじらしいです。調べている最中に、徘徊と勘違いされたりと、老人ゆえの哀しみも伝えているのがミソ。高齢化社会対応ミステリです。シリーズになっていているので、まだまだ楽しめます。
☆☆☆★
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