三国一の映画野郎2017①
大時代的というか・・・
かみさんと、札幌ファクトリーのユナイテッド・シネマへ。今年初めて観る映画は「マグニフィセント・セブン」だ。1960年製作の「荒野の7人」のリメイクである。
「荒野・・」におけるリーダー、ユル・ブリナーに当たるのはデンゼル・ワシントン。時代は変わりましたね。ほかにも、韓国俳優やネイティブ・アメリカンも「7人」に加わり、人種的多様性を示しているのも現代風である。
しかし、もう少し、脚本は練ってほしかった気もする。大時代的なのだ。
ドンパチシーンはド迫力だが、いわゆる「人間の描き方」が物足りない気がしましたね。
それにつけてもオリジナルのオリジナルである「七人の侍」の完成度の高さよ。
点数:79点。もはや西部劇は不可能なのだね。かつてのファンとしてはさびしいよ。イーストウッドの「許されざる者:、いや、サム・ペキンパーの「ワイルドバンチ」で西部劇は終わったのだろう。あとは無限に連鎖するエピゴーネンがあるばかりだ。
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