三国一の読書野郎2017⑤
雑誌「みすず」連載のエッセーをまとめたもの。最近、この手の俳句エッセーが好きになってきた。著者は今年90歳になる熟達の作家である。「犯罪紳士録」などを昔読んだ記憶がある。
気になる句もいろいろ。
朝寝して寝返りうてば昼寝なり 風天
渥美清の句である。江戸期の雑俳集「武玉川」からは
津波の町の揃ふ命日
正月が四十を越せば飛んで来
が印象的だ。
☆☆☆★
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