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三国一の読書野郎2016②

さすがの直木賞受賞作

 東山彰良「流」を読み終える。すごいね。やはりこの作家はただものではない。「全会一致の直木賞」というのも肯える。

 謎解きというより、台湾青年の破天荒な青春期と読んだほうがいいのだろう。体験した者でしか書けない、情景描写のリアリティーが素晴らしい。

 「ブラックライダー」という黙示録的な世界も書ければこの作品のような青春の淡さも書ける。本当に楽しみな作家である。

☆☆☆☆★

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