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本を読む日々2015①

女スナイパーの数奇な運命

  年末・年始って、「読むぞ~」と意気込んで本を買い込んだりするのだけれど、結局、酒ばかり飲んでしまったりして、案外と読めなかったりする。

  年始一発、今年の私の読書の歩みの第一歩は、スティーヴン・ハンター「狙撃者の誇り」だった。

<口上>主人公スワガーは記者キャシー・ライリーがモスクワから発したメールを読み、いたく興味を掻き立てられた。独ソ戦で輝かしい狙撃歴を残した女性狙撃手がいたことを知る。ミリこと、リュドミラ・ペトロワで、射殺者数は100人を超え、独軍から「白い魔女」と呼ばれ恐れられていた。だが1944年の半ば以降ミリの名前は記録からふっつりと消える。いったい彼女になにがあったのか。ボブはモスクワに飛び、キャシーと調査を開始する・・・。

<双子山の目>ハンターは、かつての「真夜中のデッド・リミット」や、スワガーシリーズ初期の「極大射程」などは圧倒的な面白さで、郡を抜いていたのだが、日本を舞台にした赤穂浪士が出てくるような時代錯誤的な作品を何年か前に発表。それを読んであきれかえり、しばらく離れていた。

 しかし、これはいい。赤軍に女性狙撃手がいたのは歴史的事実だ。絶体絶命の立場に追われるヒロインが、いかに窮地を脱し、ミッションを成功させるか。スターリン、ヒトラーという二つの邪悪な絶対権力に裏切られながらも、ひたすら前に進んでいくヒロインに感情移入せずにはいられない。武装SSのムスリムの大尉、降下猟兵の歴戦の兵士たちと特徴ある登場人物も物語を引き締める。

<双子山評定>☆☆☆☆⇔ラストのラストには、思わず笑みがこぼれます。

15wお読む日々

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