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2015年1月

酒飲む日々2015①

ざっかけないイタリアンで

  検査入院終了祝いというわけでもないが、かみさんが夕食をつくりたくないというもので、イタリアンを食べに行く。

  札幌市中央区南7条西24丁目の「アグリオ  1979」である。私は、そう、もう15年くらい前に一度入ったと記憶しているが・・・。

  アサリの酒蒸しや海鮮サラダ、ピザなどを頼んだのだが、この店の特徴はボリューム。アサリの酒蒸しは食べでがあった。

Img_3844ピザも食べきれずに持ち帰りました。気の置けない、ざっかけないイタリアンで、ボトルを取ったのに、お勘定もかなりリーズナブルでした。

流れゆく日々2015④

まだ何とかもっている

  2泊3日にわたった、検査入院も終わりました。

  大腸内視鏡の結果は良好のようです。大腸に、ポリープなどもなく、潰瘍なども認められず、まずは寛解を保っている。

  しかし、痔疾が悪化。本当に、肛門科に通わなくてはならないようです。

  また、胃カメラの結果によると、十二指腸が炎症を起こしているようで、当分、投薬にて対応します。

  7月、誕生日が来たら57歳。まだ何とか、やっています。

本を読む日々2015⑫

反ユダヤ主義との相性

  「ファシスト群像」を読む。奥付を見ると、1982年9月とある。私が会社に入った年ではないか。あのころから、いろんな本を読んでいたんだなあ、と少し感心する。

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<口上>アマゾンなどでも、すでに古書としてしか取り扱われていないので、絶版なのだろう。フランスのドレヒュス事件から説き起こし、ドイツとイタリアを除く欧州諸国のファシストたちの履歴と活動を紹介する。

<双子山の目>コンパクトにまとまっている良書です。日本ではあまり知られていないファシストも登場し、知識が広がります。関心が惹かれるのは、ファシズムと反ユダヤ主義の相性の良さ。民族差別が、結果として重大な過ちに至ると言うことを、我々は歴史から学ぶべきでしょう。

双子山評定:☆☆☆★

流れ行く日々2015③

検査入院します

もう、何回目になるのだろう。潰瘍性大腸炎ゆえの大腸内視鏡検査のため、検査入院だ。
今年は、胃カメラもやるため、今日から2泊3日です。

本をたくさん、読むつもりです。10冊持ち込みました。
頑張るから!


もの食う日々2015⑯

何だこれ 後悔したよ この一杯

 豚丼でも食べようかと思って、ある飲食店モールに行った。そこで、「麻婆湯麺」を謳う店があった。ふらふらと、入ってしまった。

 売りものの「麻婆湯麵」を頼んでみたよ。辛さは指定できるので、「激辛」に近いであろう5トンをオーダー。

 ・・・出てきましたよ。真っ赤なスープがおどろおどろしい。

 しかし、それほど辛くないんだよ、これが。つまり、辣油だけの辛さなんだね。麻婆本来の旨さを伝える山椒が全然、使われていないから深みが全くないのだ。

 結局、食べたけど、何だか後味の悪い食事だったな。ちょっと、わけのわからなさの残る昼食であった。

食評価:ダメ山

もの食う日々2015⑮

 これだけじゃ 腹が持たない 物足りない

 札幌市中央区南1西2、南一条Kビル地下の「そばもこ」に入る。昨年あたりにできた店だと思う。

 「もち豚つけそば」を食べる。900円。つけ汁が2種類出るのがユニーク。落ち着いた店内で、女性客に人気があるようだ。

 だが、そばに胡麻たれをつける意味があるかね? 無駄なサービスのような気もする。

 蕎麦はうまい。しかし、量が圧倒的少ない。これで900円かよ、という突込みが入ることであろう。

  食評価:残念

本を読む日々2015⑪

それはイデオロギーの問題ではない

 二つの「吉田問題」に揺れる朝日新聞。その天敵とも言える文藝春秋から、新書版で「朝日新聞」なるものが出た。筆者は「朝日新聞記者有志」だと。

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<口上>2014年、朝日新聞社は、慰安婦問題、吉田調書問題、池上コラム掲載拒否問題と、3つの不祥事に見舞われた。日本のマスコミ界にかつてない3大スキャンダルに表出した朝日新聞の内部で、いったい何が起きているのか。 本書は現役の朝日新聞記者たちが、その取材力を朝日新聞そのものに発揮し、自分たちが働く会社の実態を克明に描き出す。朝日の病巣は、けっして「左翼」でも「反日」でもない。硬直化した官僚的組織、人事評価システム、派閥の暗闘……そうした極めて日本的な組織特有の病に冒されていることが、すべての元凶なのだ。それだけではない。朝日の場合、今回のような不祥事すら、新たな権力闘争の道具でしかない。「改革者」として登場した歴代の社長たちがいかに権力闘争の渦に呑み込まれて行ったか、世紀の誤報の陰にどのような派閥力学が働いていたのか…。そうした事実は、従来の朝日新聞像にまったく新たな光を当てるものだ。 最後に彼らはこう警告する。 「極端な話、朝日新聞が残存する左派・リベラルの記者を一人残らず放逐したところで、今のような企業構造がある限り、こうした不祥事は必ずや繰り返されるはずだ」

<双子山の目>問題はイデオロギーではない、というのが凄いね。権力闘争なのだね。まさに中国共産党のような体をなしてしまっているわけだ。まあ、一枚岩の組織ではないからこそ、こういう本も出てしまうし、権力闘争も行われるわけなのだが、「紙面の質」と言う点からすれば、ある確固たる方向性がなければ困るわな。しかし、こういう内幕暴露ものは読んでて下世話な興味を惹くよ。しかし、組織論としてある意味、真面目に読み解く必要もあると思うよ。

双子山評定:☆☆☆★

本を読む日々2015⑩

再評価の動き?

  ヨゼフ・スターリン。ヒトラー、毛沢東と並ぶ20世紀の独裁者である。彼のコンパクトな評伝として「スターリン」を読んだ。筆者は以前に同じ中公新書から出した「日露戦争」を読んで、よくまとまっているなあ、と感心した記憶がある大学教授だ。

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<口上>「非道の独裁者」。日本人の多くが抱くスターリンのイメージだろう。1920年代末にソ連の指導的地位を固めて以降、農業集団化や大粛清により大量の死者を出し、晩年は猜疑心から側近を次々逮捕させた。だが、それでも彼を評価するロシア人が今なお多いのはなぜか。ソ連崩壊後の新史料をもとに、グルジアに生まれ、革命家として頭角を現し、最高指導者としてヒトラーやアメリカと渡りあった生涯をたどる。

<双子山の目>私のようなソ連史の専門家にとっては、既知のことが多かったのだが、関心を抱かせたのは現在のロシアにおけるスターリン評価である。「農業集団化→重工業化→大祖国戦争の勝利」という図式がぞこにあるという。反対派も粛清した故に、ソ連邦体制を死守することができたという逆説的な見解である。

  しかし、何千万人もの餓死者、強制労働による被害者たちによる墓標は、そんな見解を無効にするだろうな。スターリン体制は、全く誤った体制であった。それは、レーニンによるボルシェビキ革命に源を持つ。そのことを再確認しておこう。

双子山評定:☆☆☆★⇔よくまとまった「スターリン入門」

もの食う日々2015⑭

 庶民派の 中華を食べて にこやかに

 昨年9月17日以来だという。桂和ビル地下の「五十番」へ入る。

 ここの日替わり定食は、小ラーメンが付いてしまって、ジジイには少々、ハード。気に入っている麻婆丼の単品にする。単品とは言え、スープとザーサイが付く。


 熱々の麻婆にライスが美味い!スープも良いし、何より箸休めのザーサイが良いね。639円は庶民価格だろう。満員だったぜ、13時過ぎているのに。

  もう少し、山椒を効かせた麻婆が個人的は好みだが、まあ、許す。

食評価:満足

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もの食う日々2015⑬

今日もまた 食べてしまった カレー系

  何だか店が決まらずにうろついていたら、地下街「東亜珈琲館」の本日のメニューが目に入った。「カレーうどん」とある。へえ。ここはよく焼き魚定食とかかつ丼が日替わり定食になるのだが、カレーうどんとは珍しい。ふらふらと、入ってしまった。きょうも、カレー系だよ!

  薄いカレーつゆに驚いた。まあ、麺は市販なのだろう、まさか手打ちじゃないよなという感じのもの。それでもまあ、どろどろしたつゆじゃないから、けっこう、あっさりといただけました。サラダとソフトドリンクが付いて750円という値段も好感が持てます。

  食後のコーヒーは美味し!さすが珈琲屋さんです。

食評価:満足

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もの食う日々2015⑫

 タマネギが がっつり入った 美味いカレー

 今日は、狸小路5丁目、HUGマートの「ブルックス」の熟成ロースカツカレーを味わいました。新年からこっち、何だかんだ言って、カレーをけっこう食べているなあ。「デリー」に「エス」にここに・・・。12分の4だから3日に1回、食べているわけだ。まあ、いいか。

 とにかく、ここの札幌特産の「札幌黄」種タマネギがたっぷり入ったルーはコクがある。美味い。カツもサクサク、ライスもほんわかだ。さすがに、道産食材の魅力に満ちているのだ。

 問題は価格かな。カツカレーだから仕方ないのか、950円。ちょいと高い感じもするよね。

食評価:満足

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もの食う日々2015⑪

ちらし寿司 こんなものかと つぶやいて

  地下歩行空間は、特に冬は便利である。猛吹雪の時も、スイスイである。この空間を通って、敷島ビルの地下飲食店街へ行く。ここを、一つずつ、つぶしていくのも、良い。

  「すし心なかむら」に入る。塩辛声の「いらっしゃい!」に迎えられ、頼むのはいつものB散らし。980円である。

  ちなみに昨年はこの店に5回来た。今は亡きヨンヤさんとも良く来たなあ(と、遠い目)。ヨンヤさん、食べ終わると、割り箸をそれが入っていた紙袋に戻すのだが、その仕草が、何とも貧乏くさかったのが記憶に残る。

  それはともかく、ちらしである。ここはけっこう、ネタも大きく、豊富だ。ご飯が硬いときもたまにあるが、酢飯の具合は良い。

  でも、「もっとおいしい、ちらしってあるよな」といつも思ってしまう。この値段なら、こういうものだとは頭ではわかっているのだけどね。

  ここで聞きたい。「ちらし」と「海鮮丼」とは別物なのか?

食評価:フツー

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もの食う日々2015⑩

かがわ軒 今年もよろしく 願います

 桂和ビル地下の「かがわ軒」も長い付き合いだ。といっても、まだ3年にもなっていないのか。一時期は、頻繁に通っていたので、店の親父にすっかり、顔を覚えられてしまったぜ。

  そんな私だが、一昨年の暮れごろから、電停前の「肉肉うどん」に通うようになり、「かがわ軒」からは少々、足が遠ざかるようになっていた。

  でも、たまに行くと、やはり美味い。「肉肉」の甘辛い汁になれた下からすると少々、物足りなさを覚えてしまう汁なのだが、こちらが「王道」なのだろうと思う。健康にも良いだろうしね。いつも愛想の良い店員の接客も最高だし。

 だが一方で、食べながら、「肉肉」のことを考える自分がいるのも確かなのだよなあ~。

食評価:フツー

本を読む日々2015⑨

殺人のための殺人で良いのかよ

 架空の街「蝦蟇倉市」を舞台にしたミステリ・アンソロジーの2冊目「街角で謎が待っている  がまくら市事件」を読了。1冊目が面白かったので、期待して読んでみたのだが・・・。

<口上>ここ蝦蟇倉市では、不可能犯罪がよく起こる。廃墟や神社に死体を隠す少女、互いに秘密を抱えたまま無人の球場で会話する高校生、そして事件を追って街を訪れるルポライター。高台にあるレストランで、古書マニアが住むアパートの一室で、森の中の美術館で―。この街で起こる事件は、仕掛けと遊び心に満ちている。架空の都市を舞台に同世代の人気作家が競演する「街」の物語。

<双子山の目>トリックのためのトリック、殺人のための殺人が起こりすぎ。こんな街、危なくて住んでいられないって。若い書き手が多いから、どうしてもトリッキーなものが書きたくなってしまうのかあ。シリーズ1が面白かっただけに残念です。こういう展開をするなら「蝦蟇倉市シリーズ」も終わりだね。

<双子山評定>☆☆

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本を読む日々2015⑧

祝・直木賞受賞

  そんな切ない西加奈子、堂々の直木賞受賞だ。受賞作はまだ読んでいないが、楽しみは最後に取っておこう。うちにある、何作かを先に読んでいくことにしましょう。そんな訳で、「さくら」を読んでみました。

  <口上>26万部突破のロングセラー、文庫化。両親、三兄弟の家族に、見つけてきたときに尻尾に桜の花びらをつけていたことから「さくら」となづけられた犬が一匹。どこにでもいそうな家族に大きな出来事が起こる。そして愛犬・さくらが倒れた。

 <双子山の目>家族の絶頂と崩壊と再生を描く。と、いうか、すべての家族はそのような過程を経るものだとは思う。オールマイティな兄と、もの凄い美人で気が強い妹にはさまれた次男の目から見える「家族」の在り方。それを受け入れるかどうかで、この物語の評価は変わる。私は、受け入れる。愛犬「さくら」もかわいいし。

双子山評定:☆☆☆☆

もの食う日々2015⑨

花山椒 舌がしびれる バカになる

 担々麺を食べようと、札幌市中央区北2西3、 敷島ビル地下の「175° DEMO」へ行く。昔の「東 一」の跡に昨年末で来た店だ。

 
 昨年末に来たときにはまだメニューになかった「汁あり坦坦麺」の「すごく痺れる」バージョンをオーダー。900円だ。

 
 効く! 凄い花山椒であることは間違いなく、口の中がしばらく、バカになる。それでも、スープをぐいぐい、いってしまう引きの強さはあるね。

  だが、とも思う。何か、サムシング・エルスがほしいなあ。具に一工夫するのでもいいんだけどなあ。全体に、「これ」といったものにかけるような気がするのだが。

  まずくはないよ。おいしいからこその、要望です。

食評価:満足


もの食う日々2015⑧

澄み渡る スープをみろや 味わえや

 今年初の「カリーショップ  エス」である。チキンスープカレー、ライス普通盛り、辛さは357マグナム(大辛)、食後にプレーンラッシーというランチセットにしてみた。


 澄んだスパイシーさが食欲をそそる。クリスピーなチキン、ゴロゴロした食感のジャガイモなどもいい。「ザ・スープカレー」という主張が聞こえてくるかのようだ。

 サービスポイントをためた1000円分の食券があったので、80円で済んランチであった。

食評価:大満足

もの食う日々2015⑦

極にぼの 魅力勝てず われ太る

 「ラーメンは月一」と誓ったのに、誘惑には勝てなかったのである。

 電車通り西7丁目の「in EZO」の煮干しびんびんのラーメンがどうしても、食べたくなってしまったので、歩く。・・・美味いな、やっぱり。しみじみ、うまいな。

 強烈な煮干しの風味が、ぐいぐいと、スープを飲ませてしまう。麺も、具も文句なし!至福の一杯、720円なり。いうことありません。

職評価:大満足

もの食う日々2015⑥

 さっぱりと 冷麺食し さあ仕事

 札幌地下街オーロラタウンの韓国料理「サジャガーデン」へ。、韓国式冷麺が食べたくなったのだ。750円なり。

  昨年の7月1日以来の来店のようだ。毎日のように、店の前は通るのだが、なかなか、「冷麺気分」にはならないものなのだ。

  だが、まあ、歯応えモチモチ。さっぱりスープも美味だった。こんなものだろう。いつでも、ここの冷麺を食べる度に抱く感想だ。「こんなものだろう」

食評価:フツー

本を読む日々2015⑦

生きていくことはかくも切ない

  西加奈子は好きな作家だ。その作風はいつも、切なすぎるほどに切ない。「ふる」を読み終えたが、やはり切ない。しかし、そこに希望がある。

<口上>池井戸花しす、28歳。職業はAVへのモザイクがけ。誰にも嫌われないよう、常に周囲の人間の「癒し」である事に、ひっそり全力を注ぐ毎日。だが、彼女にはポケットにしのばせているICレコーダーで、日常の会話を隠し録るという、変わった趣味があった。

<双子山の目>生きなくてはならない、愛さなければならない、人に優しくしなければならない。そう思いながらも、日常は常に覚めていて、互いに互いの距離感をにらみながら、生きていくしかない。だが、そんな日常の中にも奇跡は降ってくる。そんなほんわかした、気持ちになれる小説でした。

<双子山評定>☆☆☆☆⇔ 西加奈子の才能に感心すること間違いありません

本を読む日々2015⑥

面白い試みです

  複数の書き手が世界を共有する手法を「シェアードワールド」というそうだ。例えば架空の都市を舞台に複数のさっかたちが、それぞれの物語を紡いでいく。登場人物が重なることもある。その発想で編まれたのが「晴れた日は謎を追って がまくら市事件」だ。面白い試みだと思いましたね。

<口上>不可能犯罪ばかりが起こる街、蝦蟇倉市。賑やかな商店街や老婦人が営む和菓子屋があり、いわくつきの崖や海を望むホテルがあるこの街は、一見のどかなようで、どこかおかしい。蝦蟇倉警察署には“不可能犯罪係”が存在し、スーパーの駐車場では怪しい相談屋が事務所を開いている。この街の日常は、いつも謎に彩られている。第一線で活躍する作家たちによる、不思議な街の道案内。

<双子山の目>5篇を収録。既知の作家は、伊坂幸太郎、道尾秀介くらいなのだが、どれもそこそこ、楽しめました。架空の街という舞台で、それぞれの物語がリンクしていくのが、何となく、楽しい。中では特に福田栄一の「大黒天」という作品が印象に残りました。

<双子山評定>☆☆☆★⇔続編も読んでみます

 

本を読む日々2015⑤

今年初の五つ星本

 世の中には無数のビートルズ関連図書がある。その中のかなりのものを読んできたつもりではあるが、中にはどうしようもないものもあった。印象批評だけのものとかね。また、ジョン・レノンを平和の使徒に持ち上げたりする者も多い。その中で、中公文庫から出た「ビートルズの真実」は対談形式でありながら、正確に、深くビートルズを分析している。感服した。

<口上>ポピュラー音楽史上最高のグループ、ビートルズ。解散から40年以上たったいまも世界中でファンを生み続けている。伝説的な存在であるため、あまりにも多くのことが語られ、虚実ない交ぜの状況にある。新世代のビートルズ研究家と熱烈な信奉者が彼らの真の姿を追い求め、その魅力を解剖。人類にビートルズが与えられた奇跡。

<双子山の目>里中哲彦、遠山修司という両氏の対談。両氏についてはよく知らないが、とにかく、ビートルズに詳しい! 遠山氏は実際にリバプールに7年住んだこともあり、実際に関係者から取材したという強みを持つ。その当たりのリアリティーがなかなかのものだ。

オノ・ヨーコの「罪」、ビートルズ解散後のジョンの凡庸さなどどこか「タブー視」されているようなことについても、堂々と語り合っている。2015年段階における、最高水準のビートルズ本だと言いたい。

<双子山評定>☆☆☆☆☆⇔文句なし。今年最初の満点本

 

本を読む日々2015④

う~む、どうなんだろう

  堂場瞬一の「複合捜査」を読了。この作家、最近は売れっ子になって、この作品で通算91冊目だってさ。私も何冊か読んではいるのだが、「これ」といったものにぶつかった記憶はない。

<口上>さいたま市で治安悪化に対応する夜間緊急警備班が発足。班長の若林警部は、部下の失態で出世街道を外れた男。仕事の虫で部下を無能扱いする彼は、若手刑事から煙たがられる存在だ。ある夜、放火現場へ急行し、初動捜査にあたる。翌日、繁華街で発見された惨殺死体が、放火と関連があると睨んだ警備班は…。凶悪犯を追う熱い刑事魂をスピード感溢れる筆致で描く警察小説。待望の「検証捜査」兄弟編。

<双子山の目>う~む、どうなんだろう、この作家、そこそこ読ませるんだけど「決定打」に欠けるような気がする。そつがなさ過ぎるというか。印象の薄い読後感しか残さないんだよ。

本作も、もっと面白くできるのになあ、と思う。犯人の人間像や、若手刑事たちの正確の描き分けとか、もう少していねいにやればいいのに、と老婆心ながら思ってしまうのだ。

<双子山評定>☆☆☆⇔平均点ではあるのだが

本を読む日々2015③

「憎しみ」と相対するために

 小林よしのりや宇野常寛らによる対談「ナショナリズムの現在」が面白い。ヘイトスピーチを軸に、現代社会に流れる雰囲気としてのナショナリズムに警鐘を鳴らす。

<口上>これまでネット上で主に展開されてきた草の根のナショナリズム運動は、 「ヘイトスピーチ」として現実空間にも大々的に出現し、 ジャーナリズムを騒がせるようになった。 らには2013年末の安倍首相の靖国参拝、 集団的自衛権の解釈改憲問題などで、東アジア情勢が緊迫化の一途を辿っている。日本社会は「現代のナショナリズム」といかに向き合っていけばいいのか。 そして、21世紀の東アジア社会のなかで、この国はいかなるビジョンを描くべきか。哲学者・萱野稔人、漫画家の小林よしのり、フリーライターの朴順梨、
日本史研究者・與那覇潤、 PLANETS編集長・宇野常寛の5人が徹底的に語った最新の「ナショナリズム」論である。

<双子山の目>浅薄な「感情」のみから発露する憎しみをベースにしたナショナリズムの虚しさと危険性に目を開かされる。小林よしのりは、自分がたどってきた言論活動を率直に振り返り、そのことがもたらした結果としての現在を引き受けようとしている。その潔さに感動した。

<双子山評定>☆☆☆☆⇔憎悪からは何も生まれない。ありふれた言葉だが、真実だ。

もの食う日々2015⑤

金曜日 やはりここだね デリーだね

 今年初の、狸小路1丁目「デリー」です。金曜日ですからね。カシミールカレーの鶏挽肉卵包みトッピングです。

  店に入って5分ぐらいしたら同期のチャンクマも来店。やはり、金曜日になると食べたくなるそうです。
 

 やはり、美味いです!クセになります。 サクサク、行ってしまいます。
食後のコーヒーは150円。たっぷり入っていて、しかも深煎りでうまい。
カレー込み950円で優雅な気分に。

 ことしも、「金曜日にはデリーに」を定番にしようと思います。

食評価:大満足

本を読む日々2015②

言葉によって世界を再構築せよ。それが哲学だ 

 最近は、アマゾンから本の表紙をコピーすることができなくなったので面倒くさい。いちいち、本の表紙をカメラで写す必要が出てきた。

  それはともかく、最近は対話をまとめたかたちの新書なども増えてきて、なかなか、面白い。この1冊、対話方式で古典的哲学書を語っていくので、読みやすいのも良い。

<口上>プラトン、アリストテレス、デカルト、ルソー、ヘーゲル、ウェーバー、ハイデッガー、アーレント、サルトル、ストロース、ロールズ、福澤諭吉、西田幾多郎……。古今東西の古典をどう読むか。1970年生まれの行動する哲学者ふたりが、22冊の古典を前に、そのおもしろさ、奥深さを語り尽くす。知的興奮必至の知の入門書。

<双子山の目>400ページ近い、新書としては分厚い1冊ですが、年末から大事に読んできました。プラトン「饗宴」から和辻哲郎「風土」まで、22冊の哲学書を、若き哲学者2人が語り尽くしていきます。

 時折、というか、頻繁に2人の意見や視点が食い違うのが面白い。マイケル・ウォルツァーの「正しい戦争」をめぐる考察や、ハンナ・アーレントの「悪の陳腐さ」、和辻哲郎の「旅人の弁証法」などなど、示唆に富みます。お勧め。

<双子山評定>☆☆☆★⇔そう、哲学とは現実と闘うためのツールとしても存在するのです。

もの食う日々2015④

鶏の 風味漂う われ魅了

 昨年末に入った狸小路4丁目「北海道地鶏ラーメン 瑞」に再訪し、地鶏ラーメン880円をオーダーする。
スタッフは女性だけ。客も女性ばかりで、少々、気恥ずかしい。
出てきたラーメンは、やはりユニークだ。


鶏の風味が強烈。しかし、それは嫌味になっていないのだ。強烈なトンコツなど、今の私の年齢ではかなり、きついのだが、鶏だとなんだかマイルドなんだな。
麺、スープ、具ともに気に入りました。ちなみに、ここのメンマの太さは笑える。

しかし、だ。私は現在の体重88キロを、なんとか80キロまで減らそうと思っているのである。しばらく、ラーメンは食べない。ダイエット生活に入る所存である。

食判断:満足

もの食う日々2015③

 カレーならうどんが良いとわれ思う

 きょうは四丁目電停前の「手打ちそば さくら」に行く。

 珍しく、カレーそばをオーダーする。880円。
 そば屋のカレーは独特でうまい。しかし、ここの売り物の太打ちのそばには、カレーは合わないというのが結論だな。過去にも一度食べて、後悔した記憶がある。私も、反省しない動物である。

  食後に、蕎麦湯を味わえないのもまた、マイナス点である。

食判断:フツー

もの食う日々2015②

 食べるなら 辛い方が良い 赤定食

 札幌は朝から雨だぜ。中途半端に温かいが、雪が融け切るわけもないから、通勤段階でつるんつるんの路面に。しかも夜半からは暴風雪の予報も出ている。明朝の冷え込みよって、道路はどうなってしまうのか、予想もつかない。過酷だ。北国の暮らしは。


 だからというわけでもないが、昨年の10月以来、狸小路5丁目の「しんら亭 徳寿」に行った。ユッケジャンスープが美味い、赤定食が食べたくなったのだ。


 しみじみ、身体に沁みた。うまかったことはうまかったのだが、ひとつ、残念だった。それは、辛さ調整で妥協をしたのだ。「大辛」で妥協してしまったのだ。もっと辛い「激辛」にすればよかった。正月明けの疲れた胃を慮ったのだが・・・。人生、強気で攻めた方が良い時も、ある。

食判断:満足

もの食う日々2015①

ショウガ効く つゆの美味さか 肉肉か

今年もよろしくお願いします。

御用始めの口火を切るランチは、四丁目電停前の「肉肉うどん」です。トッピングなしのシンプルな680円ヴァージョン。
 効くぜ! 初めて、生姜たっぷりのメガ盛りにしてみたのだが、実に身体がポカポカになる。年末からノドが痛くて風邪気味だったのだが、すっかり、すっ飛んだ心持ちです。

 さらに、うどんを食したら、甘辛いツユに生姜が溶け込んだところを、ヒーハー、ヒーハーと悲鳴を上げながらレンゲで掬いながら味わうと、悶絶的なうまさだ。ショウガは良いよ! 漫才の博多華丸が「ここのうどんは、体調が悪ければ悪いほどうまい」と言っていたが、よくわかる。

食判断:大満足

※今年から、上から大満足、満足、フツー、ダメ山、論外の5段階に評価していきます。

ドラマを見る日々2015①

「ブラックリスト」にはまる

  年末、「スカパー!」に加入してしまいました。海外ドラマにはまっているのが、最大の理由です。

  「CSI」「クリミナル・マインド」「ミディアム 心霊捜査官」「パーソン・オブ・インタレスト」などなど、これまで、いろいろな海外ドラマを見てきましたが、どれもDVDをレンタルしてのものでした。

  ちょうど正月4日、「ブラックリスト シーズン1」の一気放送です。ちょうど、レンタルで見た次の回から始まるというタイミングもあって、一気に10話連続視聴です。

第1話から続いていた謎は最終段階でようやく、解決したのですが、シーズン2に引っ張る伏線もたっぷり。途中でけっこう重要な登場人物が殺されたりして、ジェットコースター的展開です。

主人公のジェイムス・スペイダー。「ぼくの愛しい人だから」などでは紅顔の美青年でしたが、すっかりはげて、貫禄十分の犯罪者役。ダンディです。

シーズン2は2月に始まります。

本を読む日々2015①

女スナイパーの数奇な運命

  年末・年始って、「読むぞ~」と意気込んで本を買い込んだりするのだけれど、結局、酒ばかり飲んでしまったりして、案外と読めなかったりする。

  年始一発、今年の私の読書の歩みの第一歩は、スティーヴン・ハンター「狙撃者の誇り」だった。

<口上>主人公スワガーは記者キャシー・ライリーがモスクワから発したメールを読み、いたく興味を掻き立てられた。独ソ戦で輝かしい狙撃歴を残した女性狙撃手がいたことを知る。ミリこと、リュドミラ・ペトロワで、射殺者数は100人を超え、独軍から「白い魔女」と呼ばれ恐れられていた。だが1944年の半ば以降ミリの名前は記録からふっつりと消える。いったい彼女になにがあったのか。ボブはモスクワに飛び、キャシーと調査を開始する・・・。

<双子山の目>ハンターは、かつての「真夜中のデッド・リミット」や、スワガーシリーズ初期の「極大射程」などは圧倒的な面白さで、郡を抜いていたのだが、日本を舞台にした赤穂浪士が出てくるような時代錯誤的な作品を何年か前に発表。それを読んであきれかえり、しばらく離れていた。

 しかし、これはいい。赤軍に女性狙撃手がいたのは歴史的事実だ。絶体絶命の立場に追われるヒロインが、いかに窮地を脱し、ミッションを成功させるか。スターリン、ヒトラーという二つの邪悪な絶対権力に裏切られながらも、ひたすら前に進んでいくヒロインに感情移入せずにはいられない。武装SSのムスリムの大尉、降下猟兵の歴戦の兵士たちと特徴ある登場人物も物語を引き締める。

<双子山評定>☆☆☆☆⇔ラストのラストには、思わず笑みがこぼれます。

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流れゆく日々2015②

新年恒例、Kさん宅に

  新年2日は、会社の大先輩であるKさん宅にお邪魔する。奥さんが毎年、丹精を込めてつくる飯寿司に舌鼓を打ち、うまい酒を飲む。

  今年も、わが夫婦と、同期のチャンクマ親子の5人でお邪魔した。

  Kさんの薫陶を受けたのは、まだ元号が昭和だったころ。あれから、もはや平成が27年になっている。

  もちろん、互いに年齢を重ねているわけだけど、ご夫婦ともども、それを感じさせないほどにお元気なのが、うれしい。

  今年も、お元気で。よろしく、ご指導ください!

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流れゆく日々2015①

さて、どうやって生きていこうか?

   というわけで、元日である。

   歳も押し迫った12月31日に、後輩・Oくんの訃報が入った。まだ54歳だった。

   私が認める数少ないインテリゲンチャのひとりだったのだが・・・。残念だ。黙して冥福を祈るしかない。

  人間、齢50も過ぎると、将来がだいたい、見えてくるから、これからどう生きるかが問題になってくるわけだ。会社的なものはスチャラカに流し、自分の本当にやりたいこと・好きなことに力を傾ける。そういう生き方もまた、選択肢のひとつだ。私も、2006年に旭川から札幌に転勤になって以来、病気もあったが何だか一生懸命やることに脱力し、スチャラカになってきたような気がする。

  「うまいものを食って、やりたいことをやる」。誰もが望むことだ。それがやれないから、みんな頑張っている。

  でも、なあ。いつか死んでしまうんだよ。Oくんの無念をうちを知る由もないが、死んでしまうのだ。誰もが、確実に。そう考えたとき、好きなように生きたいなあ、という思いが胸に迫ってくる元日であった。

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 写真は年末に食した寿司。円山の「やしろ」というお店でした。うまかった。あと何回、こういうものを食べて、笑うことができるのだろう。

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