最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 昼食としての現在2014㉑ | トップページ | 書評としての現在2014⑮ »

書評としての現在2014⑭

クセになるテイスト

 福澤徹三はクセになる。次が読みたくなってくる。ということで、最新刊の「灰色の犬」を購入し、瞬時に読み終える。楽しめた。

<口上>県警本部捜査四課のエースだった片桐誠一は、情報漏洩の疑いで左遷された。十年後、誠一は県警本部から流出した捜査員名簿を入手する。捜査員名簿の出所を暴けば、過去の濡れ衣を晴らせると、誠一はひとり捜査に乗りだす。しかし他部署の応援で拳銃のやらせ捜査を命じられ、顔見知りの暴力団幹部、刀根剛に協力を求める。ちょうどその頃、誠一の息子、遼平は職にあぶれたあげく、090金融に手をだして返済地獄に苦しんでいた。巨大組織に狙われた三人は絶体絶命の窮地を脱出できるのか。貧困と格差が渦巻く現代の闇をえぐる、新たな警察小説の誕生!

<双子山の目>

双子山評定:☆☆☆☆

灰色の犬

« 昼食としての現在2014㉑ | トップページ | 書評としての現在2014⑮ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 書評としての現在2014⑭:

« 昼食としての現在2014㉑ | トップページ | 書評としての現在2014⑮ »

2022年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31