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書評としての現在2014⑱

ことしの収穫の一つ

 吉田修一の「怒り」上下巻を読了する。圧巻である。今年上半期、いや今年1年を通じての収穫として評価されるべき傑作であると思う。

<口上>殺人事件から1年後の夏。房総の漁港で暮らす洋平・愛子親子の前に田代が現われ、大手企業に勤めるゲイの優馬は新宿のサウナで直人と出会い、母と沖縄の離島へ引っ越した女子高生・泉は田中と知り合う。それぞれに前歴不詳の3人の男…。惨殺現場に残された「怒」の血文字。整形をして逃亡を続ける犯人・山神一也はどこにいるのか?『悪人』から7年、吉田修一の新たなる代表作!

<双子山の目>多分に「俗」に流れている部分はあるのだ。読者への迎合的要素もまた、否めないのだ。しかし、「邪悪なるもの」と対峙する作家としての覚悟を私は買う。

双子山評定:☆☆☆☆★

怒り(上)

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