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ビートルズ2014②

やはりこの完成度はすごいぜ

 続いて語りたいのは「サージャント・ペッパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(以下サージャント)」です。

 とにかく、聞く前から「最高傑作」「すごい」などの評価ばかり聞こえていました。当然ですね。発表は1967年、私が聞いたのは中学2年だから72年か。

 面白いと思うのはそこなんです。すでに、リリースから何年も経っているアルバムが、すごく、入ってくるのですから。

 私たちの世代はビートルズ後追い世代なんです。だから、渇している部分もあって、かなり、熱狂的な人もいるようです。でも、正直、本質的なこと言えば、リアルに聞いていないんですよ。だから、弱いところがある。

 ビートルズがいたから、生きていられた。オーバーかもしれないけど、そんな気分もあるな。

 例えば、英語なんか、ずいぶん勉強になったしね。

 全然、「サージャント」語ってないね。

 中学2年のレーニン親方は、この完成度、あ、音楽ってこんなにすごいんだと思ってしまったのだよ。完成度の塊じゃん。このころ、クラシックなんか知らなかったし、この音楽の塊がすごいと。生きている音楽、このすさまじさをリアルに感じたんだ。

 そして「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」・この曲は素晴らしい。

 何の方向性もなくてさ。生きていていいのか、死んだ方が良いのか、わかんない、そんなときかな。この曲を聴いたら、わかるよ、何かが。

 すごい曲だよ。

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

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