三国一の落語野郎2013①
花禄、まだまだ
14日、札幌市民会館に落語三人会を聞きに行く。柳家花綠、柳家喬太郞、林家たい平の3人だ。
花綠、まだまだだなあ。「笠碁」、すなわち祖父であり師匠の小さんの十八番をやったのだが、ダメだね。左右が切れていないもの。碁敵の性格を、描き分けることができていない。この噺は確実に成熟を必要とする。花綠、まだその域に達していないということだ。
喬太郞は「紙入れ」。いやあ、実に色っぽいおかみさんを演じていて、感服した。しかし、喬太郞、肥りすぎではないか? そちらが、気になってしまったぜ。
たい平は「幾代餅」。もともと、天性の明るさをもった噺家なのだから、こういう噺が会うのだよ、たい平くんには。職人の一途さが出ていて、良かったです。
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