三国一の映画野郎2013
スゴい! ここまでやれば本望だろう
園子温の「地獄でなぜ悪い」を観る。スゴい。デタラメな映画なのだが、根本的なエネルギーを感じさせる。
<口上>「愛のむきだし」「ヒミズ」の鬼才・園子温監督が、自身初の娯楽作と銘打つアクション活劇。ヤクザの組長・武藤は、獄中の妻しずえの夢でもある、娘ミツコを主演にした映画の製作を決意。「映画の神様」を信じるうだつのあがらない映画青年と、通りすがりのごく普通の青年を監督に迎え、手下のヤクザたちをキャストに映画作りを始める。しかし、対立する池上組の組長でミツコに恋心を抱く池上も巻き込み、事態は思いもよらない方向へと進んでいく。園組へ初参加となる國村隼が武藤役で主演。ミツコ役の二階堂ふみ、池上役の堤真一ほか、長谷川博己、星野源、友近ら個性的かつ実力派の俳優たちが集う。
<双子山の目>園子温が20年前に書いた脚本をもとにしているというが、確実にタランティーノの影響を受けているね。血まみれのスラップスティック・バイオレンス・コメディだ。参りました!
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