まだまだ読むぞ2013※126
恐ろしいほどの、ど田舎
御巣鷹山の日航機墜落事故で、遺体の身元確認などの陣頭指揮をとった飯塚訓という人の「墜落捜査 秘境捜索」なる本を読んだ。副題に「警察官とその妻たちの事件史」とあるのだが、もの凄い僻地の駐在で勤務する警官とその働きを支える妻たちの尽力ぶりに、正直、感動する。「群馬県って、こんなに田舎なんだ」という驚きもあり、ちょっとした、拾い物の本である。山奥過ぎて、学校に通えない子供まで出てくるのだから、すごいもんだ。
<口上>日本列島を震撼させた大久保清事件、連合赤軍事件、功明(よしあき)ちゃん誘拐事件、そして悲惨な日航機墜落事故…。群馬県警に警察官として勤務した36年の間に関わった多くの事件・事故の捜査捜索について、度重なる取材をもとに記した実名ノンフィクション。警察官本人だけでなく、その妻、家族にもスポットライトを当てた意欲作。
<双子山の目>
双子山評定:☆☆☆★
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