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まだまだ読むぞ2013※113

こころは本当に空虚なのか

 「死刑でいいです」。10代で母親を撲殺し、成人後は大阪で姉妹を刺殺し、死刑となった男をめぐるドキュメンタリー。徹底的に孤独な魂は、何も頼ることができなかった。挙げ句の果てに死刑と成るわけだが、彼のこころは空虚だったのか・・・。

<口上>2005年、大阪で若い姉妹が惨殺された。犯人の山地悠起夫はその5年前、実母を殺し、少年院で矯正教育を受けていた――。山地は裁判で「さっさと死刑にしてくれ」と主張。09年、一切の真相を語ることも、反省することもなく絞首刑となった。享年25。その短い人生でなぜ3人も殺めたのか。彼は化け物か、それとも……。緻密な取材で事件の深層と凶悪犯の素顔に迫る、衝撃のルポルタージュ。

<双子山の目>

双子山評定:☆☆☆★

死刑でいいです: 孤立が生んだ二つの殺人 (新潮文庫)

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