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まだまだ読むぞ2013※97

さうやって、生きていくしかない

 西村賢太は良い。彼の本は出るたびに必ず、買い求めている。魂に染みいる、捨て鉢のユーモア。彼ほどの作家は、昨今、なかなか出ない。村上春樹なぞ、足元にも及ばぬ。そんな彼の「棺に跨がる」を読む。うむ、賢太節炸裂である。

<口上>私小説を再生させた著者による非道の連作集。貫多こそ人間の生の姿だ!哄笑、破裂する文学 。

<双子山の目>当人には、私小説を再生させたなどと言う意識は全くないと思う。そうやって、生きていくしかないから、小説を書いているだけなのだ。そこに「業」がある。

双子山評定:☆☆☆☆

棺に跨がる

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