まだまだ読むぞ2013※74
可能性としてのワイナリー
玉村豊男さんの「千曲川ワインバレー」を面白く読み終えた。長野県東御市でワイナリーを経営する玉村さん。その可能性をしっかりとしたまなざしでつづっている良書だと思った。
<口上>千曲川流域を活性化したい、就農希望の若者やワイナリー開設を夢見る人の背中を押したい、という思いから始まったプロジェクト「千曲川ワインバレー」。流域にブドウ畑や新たなワイナリーを集積、更にはそのノウハウを伝授するワインアカデミーを設立するなど、本書では壮大なプロジェクトの全容を明らかにし、そこから見えてきた日本の農業が抱えている問題や展望にも迫る。様々な実践の先にあったのは「縁側カフェ」や「エシカルな生活観光」といった新しいライフスタイルの提案であり、日本農業の可能性だった。
<双子山の目>
双子山評定:☆☆☆☆
« 三国一の昼飯野郎2013㊷ラーメン篇⑩ | トップページ | 三国一の昼飯野郎2013㊸うどん篇⑩ »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 三国一の読書野郎2017※番外編(2017.03.04)
- 三国一の読書野郎2017⑩(2017.01.22)
- 三国一の読書野郎2017⑨(2017.01.21)
- 三国一の読書野郎2017⑧(2017.01.15)
- 三国一の読書野郎2017⑦(2017.01.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント