まだまだ読むぞ2013※75
たわんだミステリ
富樫倫太郎の「SRO Ⅴ」を読む。警視庁の広域犯罪捜査チームの活躍を描くシリーズ。女性シリアルキラーとの最終対決がヤマなのだが、どうにもたわんでいるなあ。弛緩しているよ、全体的に。
<口上>本性を隠し潜伏生活を送っていた“最凶の殺人鬼”近藤房子が再び動き出した。巧みに変装しながら捜査の目をかいくぐり、残虐な殺人を重ねる。焦った警視庁上層部は、房子が執着するSRO副室長の芝原麗子を囮に逮捕せよと、室長の山根新九郎に迫るのだが―。
<双子山の目>チームの個性を少しずつ出して、新展開を図ろうとしている。しかし、単調なんだよな。会話だけで話が進んでしまう稚拙さもこれありで、どこかでリセットしないといけないのではないかなあ。
双子山評定:☆☆★
« 三国一の昼飯野郎2013㊹ラーメン篇⑪ | トップページ | まだまだ読むぞ2013※76 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 三国一の読書野郎2017※番外編(2017.03.04)
- 三国一の読書野郎2017⑩(2017.01.22)
- 三国一の読書野郎2017⑨(2017.01.21)
- 三国一の読書野郎2017⑧(2017.01.15)
- 三国一の読書野郎2017⑦(2017.01.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント