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まだまだ読むぞ2013※66

不思議な読後感の小説

 「連れ猫」を読了。何とも不思議な読後感をもたらす小説である。主人公は2匹の猫。猫好き必読。

<口上>ふたつの「孤独」を理解したとき、ヒトは孤独から解放される――。ソリチュードとロンリネス。貰われる先々で二匹は、寂しさで破裂しそうなヒトという生き物を見つめる。恋人に暴力をふるうDV男、好きでもない男と契約結婚する女……。孤独の深淵に落ちないために自分を偽って生きる人もいれば、ひとりですっくと立って生きられる人もいる――二つの「孤独」から生きる真理を問いかける、長編小説。

<双子山の目>吉野万理子という作家は初めて読むが、なかなかの人だと思いましたね。キーワードはやはり「孤独」なのかな。現代社会のどうしようもない、孤独。その孤独を乗り越えるには、徹底して孤独と向き合うしかない。その、やるせなさ、切なさをさらっと描く。大した技術であり、作家としての覚悟をもっている。北海道も登場するので、楽しいですよ。

双子山評定:☆☆☆☆

連れ猫

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