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まだまだ読むぞ2013※62

コナリー節が冴えるミステリ

 最近、とんと海外ミステリを読まなくなった。それでも、出るたびに買い求める作家がいることはいて、ジェフリー・ディーヴァー、ジョン・ハート、そしてマイクル・コナリーなのである。そのコナリーの最新作「スケアクロウ上・下」は一気読みの面白さである。

<口上>人員整理のため二週間後に解雇されることになったLAタイムズの記者マカヴォイは、ロス南部の貧困地区で起こった「ストリッパートランク詰め殺人」で逮捕された少年が冤罪である可能性に気づく。スクープを予感し取材する彼を「農場」から監視するのは案山子。コナリー史上もっとも不気味な殺人犯登場。

<双子山の目>これはミステリというより、いかにアメリカのマスコミが進退窮まっているか、特に、新聞というメディアがいかにぎりぎりの処にいるかがよくわかる、異色の一冊なのである。コナリー自身はLAタイムズの記者出身。だからこそ、ミステリのかたちをかりながら、マスコミの危機に警鐘を鳴らしているのかもしれない。ミステリそのものは、不気味ではあるが、途中から、わかる。

双子山評定:☆☆☆

スケアクロウ(上) (講談社文庫)

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