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まだまだ読むぞ2013㊲

熱い警察小説である

 香納諒一という作家、以前に何か読んだ記憶はあるが、明確ではない。香納の13年ぶりの書き下ろしという「幸」を読んだ。なかなかの出来である。良質な警察小説である。

<口上>認知症の老婆に潜む秘密は、その哀しみとは何か?! 現在と過去が複雑に絡み合う殺人事件は、やがて「愛」や「家族」や「幸せ」の姿を、二人の刑事たちに突きつけてゆく。 現在を生きる意味を問う警察小説の誕生。

<双子山の目>警察組織の意向に逆らい、本部から所轄に左遷されたベテラン刑事。新しい相方はシングルマザーの道を選んだ女性刑事だった。

 過去の謎が謎を呼び、人間の醜さが次々と露呈していく。しかし、人間を信じる刑事らは、最終的には真実にたどり着くのだ。そこには人間への賛歌がある。それはどんな権力も犯すことができないものであるはずなのだ。

 初めはぎこちなかった刑事コンビも、事件に肉薄していくうちに段々と息が合ってくる。そんな警察小説の定番的展開も無理がない。さすがベテラン、香納諒一である。

双子山評定:☆☆☆★

幸SACHI

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