まだまだ読むぞ2013②
痛快!! 経済小説
昨年の暮れからだろうか、池井戸潤の小説にはまってしまって、読み続けている。新年2冊目は「オレたち花のバブル組」だ。
<口上>「バブル入社組」世代の苦悩と闘いを鮮やかに描く。巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を押し付けられた、東京中央銀行の半沢直樹。銀行内部の見えざる敵の暗躍、金融庁の「最強のボスキャラ」との対決、出向先での執拗ないじめ。四面楚歌の状況で、絶対に負けられない男達の一発逆転はあるのか。
<双子山の目>池井戸の小説を読んでいると、銀行マンがいかに悪辣な人種であるかがよ~くわかる。その筆致は執拗だが、最終的にはこの作家は人間に対する信頼によって裏打ちされているので、読後感は爽やかである。
双子山評定:☆☆☆

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コメント
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この作者、けっこう好きです。
投稿: づかこ | 2013年1月 8日 (火) 11時49分
この作家にはまってます。
これから評しますが「下町ロケット」「ルーズヴェルト・ゲーム」最高です。
投稿: 双子山親方 | 2013年1月 9日 (水) 12時46分
読みました。
かなり面白かったです
投稿: フロント・バレー | 2013年1月30日 (水) 22時31分