最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 三国一の読書野郎2012※163 | トップページ | 三国一のけが野郎2012⑦ »

三国一の読書野郎2012※164

終末へと到る一里塚としてのノモンハン

  森山康平という人の「はじめてのノモンハン事件」を読む。コンパクトながらノモンハン事件を詳述し、まさしく「はじめて」の人にもぴったりの1冊である。読後、関東軍の無責任体制もよくわかり、怒りさえ覚える。1945年の破滅に至る一里塚として、ノモンハンがあったこともまた、よくわかる。

はじめてのノモンハン事件 (PHP新書)

<口上>太平洋戦争が勃発する直前の1939年に起きた、満州国とモンゴルの国境紛争であるノモンハン事件。戦闘の規模から言えば、事実上の“日ソ戦争”にもかかわらず、1万9千人もの戦死傷者を出した大苦戦の内実は国民に知らされることなく、あくまで“事件”として内密に処理され、闇に葬られた。なぜ日ソは満蒙の地で激突したのか? なぜ関東軍と参謀本部は決裂したのか? なぜ現場指揮官に苛酷な責任追及がされたのか?本書は、「最初の『日ソ大衝突』となった張鼓峰事件」「『国境線は自ら決めよ』――満州国とモンゴルの紛争」「モンゴル領内での死闘――ハルハ河を左岸へ渡河」「『劇的に勝つ』――ソ連軍、八月大攻勢への入念な準備」「玉砕か撤退か――ノモンハン戦の運命が決まる」「停戦とその後――世界は第二次大戦に突入した」など、今なお戦史のベールに包まれた“草原の死闘”の真相に迫る。この戦争を知らずして、昭和史は語れない。

<双子山の目>

双子山評定:☆☆☆★

« 三国一の読書野郎2012※163 | トップページ | 三国一のけが野郎2012⑦ »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三国一の読書野郎2012※164:

« 三国一の読書野郎2012※163 | トップページ | 三国一のけが野郎2012⑦ »

2022年3月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31