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三国一の読書野郎2012※131

悲しい恋のミステリ

 井上夢人というミステリ作家は、ひねり球が得意だ。直球勝負はしてこない。そんな作家の最新作は恋愛ミステリとでもいうべきものだった。「ラバーソウル」である。タイトルからも知られるように、ビートルズにやたら詳しい「もてない男」が編み上げる恋模様の行方は、あまりにも、悲しい。

<口上>洋楽専門誌にビートルズの評論を書くことだけが、社会との繋がりだった鈴木誠。女性など無縁だった男が、美しいモデルに心を奪われた。偶然の積み重なりは、鈴木の車の助手席に、美縞絵里を座らせる。

<双子山の目>

双子山評定:☆☆☆★

ラバー・ソウル

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