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三国一の読書野郎2012※141

ヒロインが哀しくも強い

 黒野伸一「絢香」。何とももの悲しいミステリである。ヒロインが魅力的なのだが、やはり、哀しいのである。

<口上>刑事の黒木はたった一人の肉親である兄の死に不審な点を見つける。死の数カ月前に兄の前に現れ、そして姿を晦ました女。数々の男たちの死の陰には彼女の気配があった。彼女の名前は綾香―。綾香を知る人間から語られるのはまるで違う女の姿。彼女は天使か、それとも死神か。やっと綾香を追い詰めた黒木が見た本当の彼女とは。死の香りを纏った綾香の不思議な能力が彼女自身をも追い込んでいく。

<双子山の目>

双子山評定:☆☆☆

綾香

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