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三国一の読書野郎2012※139

妬みと嫉みの歴史

 小谷野敦「文学賞の光と影」は面白い。文学者、作家たちがいかに名誉欲に溺れ、妬み、嫉む人間であるかが活写されていて興味が尽きない。

<口上>文学に関心を持ち始めた高校一年の頃、ほぼ同時に文学賞にも関心を持って、レポート用紙に、各種文学賞の受賞者・受賞作一覧を作っていた。もちろんその頃は、いずれ自分の名前もそこに載るということを夢見ていたのであるが…。文学賞マニアにして作家、小谷野敦による文学賞研究のすべて。

<双子山の目>小谷野敦の著作は毀誉褒貶が激しいが、私はその何も恐れないポレミックな精神を買うものである。だらだらと続く独自の文体も評価が分かれるところかもしれぬが、クセにはなる。

双子山評定:☆☆☆★

文学賞の光と影

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