三国一の読書野郎2012※122
いろいろ異論は出るだろう
小谷野敦の本はクセになる。その論争好きなところが、何とも挑発的で面白い。私は好きである。 そんな小谷野の「21世紀の落語入門」を通読する。
<口上>名人・立川談志亡き今、これから落語を聴こうとする者が、失敗せずに楽しむコツは? ファン歴三十数年の著者が、業界のしがらみゼロの「客目線」で親しみ方を大胆指南。「聴く前に、興津要編の作品集『古典落語』を読むと理解倍増」「寄席へ行くより名人のCD」「初心者は志ん朝から聴け」「志ん生は皆が褒めるが江戸弁がキツくて分かりづらい」……定説に時に突っ込みながら、うまい噺家、聴き方のツボ、演目の背景・歴史を一挙紹介。落語ツウも開眼多数の新感覚の入門書。
<双子山の目>
双子山評定:☆☆☆★
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