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三国一の落語野郎2012④

地味だけど、うまい噺家だよ

 昨日20日、かみさんとともに、札幌・道新ホールに柳亭市馬の落語を聞きに行く。

 いなせな江戸っ子っぽい風貌だが、大分県豊後大野市出身。小さん門下の51歳である。私より、昇太よりも若いのか・・・。

 最初に札幌出身の弟子・市助が出てきて「狸賽」を途中までやる。その後に登場した市馬、あいさつ、マクラもなしに「狸賽」を最後までやるという趣向が面白かった。

 「狸賽」を落としてから、「片棒」に入る。いいね。この人、耳が良いのか音曲のリズムがとてもよろしいのである。口舌もしっかり。たしかに、本格派の棟梁である。

 中入り後は「鰻の幇間」をかける。これもしっかりした手応えである。幇間が徹底的にやられてしまう、その悲哀もうまく表現している。

 実にこってりした味わい。新しさはないが、これもまた、落語の一派である。地味である。それもまた、一派である。

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