三国一の読書野郎2012※98
中毒は何でも怖いわな
新潮文庫の「ネトゲ廃人」を読む。単行本で刊行されたときは、話題になった本である。インターネットゲームにはまり、昼も夜もゲームを続ける人々の実態を追ったルポ。現代ならではの不気味さが伝わってくる。
<口上>現実を捨て、虚構の人生に日夜のめり込む人たち。常時接続のPCやスマホが日用品と化した今、仮想世界で不特定多数と長時間遊べるネットゲーム人気は過熱する一方だ。その背後で、休職、鬱病、育児放棄など社会生活に支障をきたす「ネトゲ廃人」と呼ばれる人々を生んだ。リアルを喪失し、時間と金銭の際限ない浪費へ仕向けられたゲーム中毒者の実態に迫る衝撃のノンフィクション。
<双子山の目>
双子山評定:☆☆☆
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