三国一の昼飯野郎2012※50
「清涼感溢れるそばを見た」の巻
キャンプの楽しみのひとつに、帰路に地元の店に入って、その土地の味を楽しむことがある。古山キャンプ場の帰りには、長沼の田園地帯にある強烈な腰を持つうどんを楽しむことが多かった。
しかし今回は、長沼町役場庁舎の近くに、何となく、おいしそうなオーラを発している蕎麦屋を往路に発見していた。「あそこに」ということでカミさんと意見が一致し、温泉「ユンニの湯」を出てから、向かった。
長沼町銀座北1、「手打ち蕎麦杜若」である。お昼少し前だったが、かなり、混んでいる。私は「田舎そば」(700円)、カミさんは「二色せいろ」(800円)をオーダーする。調理場から、天ぷらが揚がるおいしそうな音が聞こえてきて、非常に魅力的ではあったのだが、今回は見送った。
どん。「田舎」というから、太い蕎麦を勝手にイメージしていたが、細いので少々、驚かされた。しかし、その味たるや鮮烈である。
清涼感が溢れているのである。エッジが効いた、切れ味たっぷりな蕎麦なのである。驚いた。ボリュームも十分だし、つゆも洗練されている。
つゆの旨さは食後、そば湯を飲んだときにはっきりとわかる。そば湯を飲むことで、蕎麦を食する行為がぐるりと循環するのである。その円が閉じる喜びを実感するのである。
グッドである。古山に来る喜びが増えた思いだ。
双子山評定:☆☆☆☆。今年、食べた蕎麦の中ではベストかもしれぬ
« 三国一のキャンプ野郎2012① | トップページ | 三国一の読書野郎2012※91 »
「昼食」カテゴリの記事
- 三国一の昼飯野郎2019㊶(2019.03.18)
- 三国一の昼飯野郎2019㊵(2019.03.15)
- 三国一の昼飯野郎2019㊴(2019.03.14)
- 三国一の昼飯野郎2019㊳(2019.03.13)
- 三国一の昼飯野郎2019㊲(2019.03.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント