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三国一の読書野郎2012※49

ゆるい世界にぬるい時間が流れる

 芥川賞の候補にもなった、戌井昭人の「まずいスープ」を読む。何なんだろうね、こぬゆるさ、ぬるさは。最近の若い作家は、肩肘を張らず、このような緩い作風をもってくる。確信犯まずいスープ (新潮文庫)

的なゆるさである。

 <口上>父が消えた。アメ横で買った魚で作ったまずいスープを残し、サウナに行くと言ったきり忽然と。母は酒浸りになり、おれの日常もざわつき始め、なんとか保っていたが家族は崩壊寸前。悲劇のような状況はやがて喜劇のように展開し――(「まずいスープ」)。表題作ほか、人生の哀しさと愛おしさを、シュールな笑いとリアリズムで描いた2編を収録。演劇界の鬼才が贈る人間讃歌。

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