三国一の読書野郎2012※63
日本映画界の転換の年はいつだったか
春日太一という人の「仁義なき日本沈没」を読む。東映が実録物「仁義なき戦い」を当て、東宝が小松左京原作の「日本沈没」をヒットさせた1973年を軸に、日本映画界を眺望する。
<口上>ヤクザ映画vs.SF大作! 日本映画の未来を賭けた、1973年の大勝負!
邦画における「"昔"と"今"」の境界線は1973年。その年に公開された東映『仁義なき戦い』と東宝『日本沈没』の大ヒットによって、日本映画の"戦後"は葬られ、新たな時代の幕が開いた----。東宝・東映の両社は、いかにして斜陽期をサバイブしたのか。なぜ、昔の日本映画にはギラギラとした活気がみちあふれていたのか----。エリートvs.梁山泊、偉大な才能の衝突、経営と現場の軋轢など、撮影所の人間模様を中心に描く、日本映画の繁栄と衰亡に躍った映画人たちの熱きドラマ。
« 三国一の読書野郎2012※62 | トップページ | 三国一の昼飯野郎2012※39 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 三国一の読書野郎2017※番外編(2017.03.04)
- 三国一の読書野郎2017⑩(2017.01.22)
- 三国一の読書野郎2017⑨(2017.01.21)
- 三国一の読書野郎2017⑧(2017.01.15)
- 三国一の読書野郎2017⑦(2017.01.14)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント