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三国一の読書野郎2012※28

意欲的な論考

 速水健朗というライターの「ラーメンと愛国」はなかなか意欲的な切り口で、現代史を読み解く試みである。補助線はラーメンだ。「なぜラーメン屋は作務衣を着るのか?」などといった問題設定も楽しい。

<口上>なぜ「ラーメン職人」は作務衣を着るのか?いまや「国民食」となったラーメン。その始まりは戦後の食糧不足と米国の小麦戦略にあった。“工業製品”として普及したチキンラーメン、日本人のノスタルジーをくすぐるチャルメラ、「ご当地ラーメン」に隠されたウソなど、ラーメンの「進化」を戦後日本の変動と重ね合わせたスリリングな物語。

ラーメンと愛国 (講談社現代新書)

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