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三国一の読書野郎2012※23

「承認」という面倒くささ

 勢古浩爾の「人に認められなくてもいい」を読み終える。副題に「不安な時代の承認論」とある。バカにされると腹が立ち、責められると落ち込み、面白い人と思われたい私たちのこころ。しかし、生きる意味は固有なのである。個々に生きるしかないのである、ということに気づかせてくれる本だと思う。

<口上>人に認められるために生きているわけではない―と強がってはみても、心は人の目を気にしてばかり。バカにされると腹が立ち、責められると言い訳が口をつく。つい自慢したり威張り散らしたり、「デキる人」「モテる人」と見られたい。思いどおりに評価されないとイライラする自尊心。努力が報われにくく人並みの幸せさえ覚束なくなったいま、不満を抱えたまま生きるしかないのか?どう思われようが「自分はこれでいい」。他人にふりまわされないために、自分だけの“生きる意味”を見つければいいのではないか…。

双子山評定:☆☆☆★。単純なことこそ、奥深い

人に認められなくてもいい (PHP新書)

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