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三国一の読書野郎2012※25

江戸のグルメ

 赤坂治績「江戸歌舞伎役者の<食乱>日記」を読む。幕末~明治の歌舞伎役者・三代目中村仲蔵の旅日記から各地で食したものをピックアップしていく趣向だ。

 なかなか、うまそうなものばかり。内視鏡検査で絶食していたときに読んだから、ヨダレが出た。海のない信州信濃では、そばを松茸の出汁で食べていたとか、海水で握った塩むすびとか、ね。まさに江戸のグルメである。

 その土地、その土地に名物があり、しかも大しておいしくないものもそのまま、正直に描かれていて面白い。

双子山評定:☆☆☆。鶴は江戸では将軍家に献上するため庶民は口にすることができなかったが、地方では食べていたらしい。ただし、うまくなかったらしいぞ

江戸歌舞伎役者の“食乱”日記 (新潮新書)

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