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三国一の読書野郎※278

赤穂浪士の謎に迫る

 「爆笑問題の忠臣蔵」を読む。爆笑問題、といっても太田光だけだろうが、漫才のボケと突っ込みスタイルでつづっていく歴史エッセーと言えばエッセーだ。しかしまあ、最近は、従来の忠臣蔵の構造は崩れつつあり、「サイコっぽい浅野内匠頭に絡まれた吉良上野介」という図式にスライドしてきた感もあるようだ。その後者の図式にのっとって、太田は漫才をかましていくわけだが、なかなか、勉強しているように思う。

<口上>今冬キアヌ・リーブス主演のハリウッド映画にもなる「忠臣蔵」。日本人なら誰でも馴染みのあるこの不朽の名作を、おなじみ爆笑問題と奇才漫画家おおひなたごうが再検証。浅野内匠頭、吉良上野介、大石内蔵助などお馴染みの面々が、まるで古典落語の登場人物のように生き生き描かれながら、おおひなたごうの渾身の漫画がプラスされ、ますます笑いの精度に磨きがかかる。しかも、しっかりと歴史的な知識も押さえていて一挙両得。時代を超えて絶えず映像化、翻案され続ける「忠臣蔵」の秘密に迫る全17話!

爆笑問題の忠臣蔵

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