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三国一の読書野郎※279

 いつもと同じ馳星周

 馳星周の最新長編「暗闇で踊れ」を読破。相も変わらぬ、破滅、絶望、逃避行である。まあ、それはそれで、面白く読ませるのだけれども、作家としてこういう落としどころしか考えつかないのなら、それは作家としての限界でもあるぞ。せっかく、敦賀原発周辺でうめく人間像を描いた前作「光あれ」で示した別の方向性を断ち切るかのような「原点回帰」である。同工異曲、としか評すことはできぬ。しかも、ポルノグラフィーでもある。

 <口上>「氷のザキ」と異名をとる警視庁三課の神崎は、相棒の水沢とともに大規模な美術品窃盗事件を捜査していた。その盗品を追う過程で、古美術品のコレクションを大量に市場に出している老富豪・井上康三へと辿りつく。井上の屋敷を訪ねた神崎らを迎えた榊田恵、学姉弟は、井上が妾に生ませた子どもだといい、数ヶ月前から屋敷に住みこみ、井上の介護をしているという。事件の臭いを感じた神崎は内偵を始めた―。

暗闇で踊れ

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