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三国一の読書野郎※273

師を信じると言うこと

 「ヒトラーの側近たち」を読破。ゲーリングヘス、ヒムラーらやゲッベルスら、「著名」な側近や、知られざる人物などを網羅的に紹介する。しかし、印象的だったのは「師」(この場合は党首ヒトラー)がユダヤ人虐殺などの誤った政策を取り始めたとき、側近たちはなにをなすべきだったかという指摘である。これはオウム真理教のような、先鋭的な宗教にもいえることであるが、「師」の暴走を止めることができるのは、側近しかいないのに、その側近が機能しない。そのあたりの組織論として、ナチスは絶好の教材なのかもしれないね。しかしこの本、アマゾンのレビューでは評判良くないな。

<口上>ヒトラーに共鳴・心酔し、あるいは打算で、ヒトラーの支配妄想を成就させようと画策したナチスドイツ。直観力に優れ弁は立つが、猜疑心が強く気分屋のヒトラーに、なぜ、ナチスの屋台骨である有能な側近たちが追随したのか。彼らにより強化され、エスカレートしていったヒトラーの支配妄想とはいかなるものだったのか。ゲーリング、ヘス、ハイドリッヒ、アイヒマン、ヒムラー、ゲッベルス…独裁者を支えた側近は、政局や戦局のときどきに、どのように対処し振舞ったか。過激な若者集団が世界に巻き起こした悲劇の実相をえぐる。

ヒトラーの側近たち (ちくま新書)

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