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三国一の読書野郎※258

そう、どういうことなのだろうか?

 無期懲役囚の手記「人を殺すとはどういうことか」を読み終える。2人を殺し、長期刑務所に入っている美達大和なる人物が著者である。

人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白 (新潮文庫) Book 人を殺すとはどういうことか―長期LB級刑務所・殺人犯の告白 (新潮文庫)

著者:美達 大和
販売元:新潮社
発売日:2011/10/28
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<口上>「殺人」という大罪は償えるのか。人を2人殺めた著者は今、罪が重く刑期が10年以上の者が収容される「LB級刑務所」に無期懲役囚として服役している。十数年にわたる服役期間に自分の行為を反芻し、贖罪とは何か、人の命を奪った身でどのように残りの人生を「生きる」べきかを考え続けてきた。自身の半生と罪の意識、反省の欠片もない周囲の服役囚について考察した驚愕の獄中記。

<双子山評定>面白い。実に面白い。その不気味なリアリティーは、経験者でなくては描き出せない世界である。

放火して人を殺しておきながら「そこにいたのが悪い」とうそぶく受刑者がいる。

一流の頭脳と見識を持ちながら、「組織の都合」で罪を犯さざるをえなかったヤクザがいる。

人間の持つ不気味さに肉薄する一冊である。

→☆☆☆★

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