三国一の読書野郎※250
絵画の新しい見方を提示
最近の美術書は、絵画への全く新しい見方を提示してくれるものが多く、楽しい。西岡文彦「絶頂美術館」もそのひとつ。人はなぜ、裸体を表現せざるを得ないのか?「エロティシズム」という側面から、美術に光を与える。
![]() |
![]() |
絶頂美術館―名画に隠されたエロス (新潮文庫) 著者:西岡 文彦 <口上>観るものの心をときめかせるエロティックな絵画。時を超え、文化を超えて人々を引き付けてやまない「性」の讃歌を湛えた名画の、細部に宿る謎を解き明かす。しどけなく横たわるヴィーナスの足指が反り返っているのはなぜか。実在の娼婦から型取りされた裸体彫刻の、ねじれたポーズの意味するところは?神話や時代背景を読み解き、読者を知的絶頂へと誘う、目からウロコの美術案内。 |
« 三国一のブルース野郎⑤ | トップページ | 三国一の読書野郎※251 »
「読書2011」カテゴリの記事
- 三国一の読書野郎※289(2011.12.31)
- 三国一の読書野郎※288(2011.12.31)
- 三国一の読書野郎※287(2011.12.30)
- 三国一の読書野郎※286(2011.12.29)
- 三国一の読書野郎※285(2011.12.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント