三国一の読書野郎※239
目から鱗の美術書
「なるほどなぁ~」と思いましたね。木村泰司という人の書いた「名画の言い分」。要するに、「西洋絵画は見るものではなく読むものだ」という持論のもと、古代気折り社長国から印象派までを「読み解く」ための知識を紹介してくれる一冊。そう、西洋絵画のモチーフになっている神話などについて、日本人はわかったふりをしているが、本当はよくわかっていないという実情があるのは確か。いやあ、目から鱗が落ちました。楽しく、ためになる本です。
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名画の言い分 (ちくま文庫) 著者:木村 泰司 <口上>「西洋絵画は見るものではなく読むものだ」という持論を豊富なエピソードとともにわかりやすく解説した西洋美術史入門。古代ギリシア彫刻から印象派まで、西洋美術を理解するために必要にして十分な基礎知識をエスプリとユーモアを巧みに交えながら「語る」手法は、斬新で具体的。楽しみながら知的好奇心を満たしてくれる一冊。カラー図版多数。 |
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