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三国一の読書野郎※243

意外なツイストが効いている

 木下半太という作家の「悪夢のクローゼット」を読む。美人の女子高教師に自室に誘われた国民的アイドルである高校球児が、とんだ危機に見舞われる。バカなあらすじからは、下らねえ小説かなという思い込みがあったが、後半に至って意外なひねりが効いてきて、なかなか、楽しめた。

悪夢のクローゼット (幻冬舎文庫) Book 悪夢のクローゼット (幻冬舎文庫)

著者:木下 半太
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<口上>清冠学園野球部のエース・長尾虎之助は「キラキラ王子」と呼ばれる国民的アイドル。ある日、学園のマドンナ教師・みな美先生の寝室に誘われ、“これから”という時に、突然の来客が…。クローゼットに押し込められた虎之助が、扉の隙間から見たのは、意外な人物の登場と、殺人の瞬間だった。明るい未来が約束された虎之助の人生が、一気に暗転。

<双子山評定>この作家、初めて読む。「悪夢のエレベーター」「悪夢の商店街」など、悪夢シリーズで売れているようだ。一方で劇団を主宰しているそうで、なるほど、この小説も確かに演劇的構造を持っていることに気づく。たぶん、ほかの作品も舞台が限定されたものなのだろう。

そして、きゅっと捻って着地点を見つける。それは読者からすれば「えっ?」と思わせる場所なのだ。その手法、この作品を読む限り、なかなか冴えていると言える。

しかしまあ、いつまでも同一手法は取れないだろうけどね。

⇒☆☆☆

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