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三国一の読書野郎※242

青春は妄想の中にこそある

 官能作家の睦月影郎の自伝的小説「Gのカンバス」を読む。妄想にまみれた高校時代を思いれたっぷり、ユーモアたっぷりに描いており、楽しめる一冊だった。

Gのカンバス (講談社文庫) Book Gのカンバス (講談社文庫)

著者:睦月 影郎
販売元:講談社
発売日:2011/09/15
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<口上>眼鏡美人の国語教師恵子先生、大人びた美少女白根桜子―。昭和46年、三崎高校1年の如月吾郎は、女神とも崇める女体を想い、日夜、オナニー生活に明け暮れていた。放課後の部室でハイライトを燻らせつつ夢想する童貞喪失の日は、未だ遙かに遠いのであった。人気官能作家が綴る、99%自伝的青春小説。

<双子山評定>著者は私より2歳年上だから、ほぼ同時代の空気がわかる。しかし、私はこの著者ほどオナニーはしなかったぞ。著者、ほぼ際限なくやっているもの。

まあ、それしかやることがなかった、というのも事実であってね。勉強はやるけれど、なんとなく、閉塞した状況というものが、高校時代ならば誰もが実感しているわけだ。スポーツで発散することをしない、軟弱な文系高校生なんてやることは決まっている。青春は妄想の中にあるのだから。

それでも最近、50歳を過ぎた自分からみると、「あのころは」となる。未来は見えなかったけど、本当に若く、未熟だったころへの憧憬が蘇る。仕方のないことなのだが。

⇒☆☆☆

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