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三国一の読書野郎※216

桐野夏生は絶望を語る

 桐野夏生の最新小説を読む。「緑の毒」である。桐野、ますます、いやな女いなっているイメージ。くだらない時代のくだらない人間像を描く。

緑の毒 Book 緑の毒

著者:桐野 夏生
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2011/08/31
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<口上>妻あり子なし、39歳、開業医。趣味、ヴィンテージ・スニーカー。連続レイプ犯。。水曜の夜ごと、川辺は暗い衝動に突き動かされる。救命救急医と浮気する妻に対する、嫉妬。邪悪な心が、無関心に付け込む時―。

<双子山評定>アマゾン・レビューの星は少ないようです。私は面白く読みましたよ。この時代に生きる、薄く、くだらない、自分しかない人間像を、桐野は素晴らしくリアルに描いてくれている。

作家はくだらない人間像を描く。それがいつか、本物のなっていく。

すべてにおいて厚みのない人間ばかりが出てくる。そこが作家の狙うところなのか。

下衆だけど、新堂冬樹と違う。小説って、まずは、こういうものなんだよ。

⇒☆☆☆☆

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