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三国一の読書野郎※214

殺すために殺すって、いったい

 なぜミステリを読むか。そのトリックが面白いという人がいる。密室だとかアリバイだとか。でも、私はそんなものに興味はないな。人はなぜ、人を殺そうと思い、それを実行するか。そこにしか、実存的な問題点はないのであってさ。だから、「殺すために殺す」ようなミステリってなんだかなあと思うよ。

殺人鬼  ‐‐覚醒篇 (角川文庫) Book 殺人鬼 ‐‐覚醒篇 (角川文庫)

著者:綾辻 行人
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<口上>伝説の傑作『殺人鬼』、降臨!!’90年代のある夏。双葉山に集った“TCメンバーズ”の一行は、突如出現したそれの手によって次々と惨殺されてゆく。血しぶきが夜を濡らし、引き裂かれた肉の華が咲き乱れる…いつ果てるとも知れぬ地獄の饗宴。だが、この恐怖に幻惑されてはいけない。作家の仕掛けた空前絶後の罠が、惨劇の裏側で読者を待ち受けているのだ。―グルーヴ感に満ちた文体で描かれる最恐・最驚のホラー&ミステリ。

<双子山評定>こういうものを面白がって読んでいた自分がいたし、そういう時代でもあったけど、もう、駄目だね。受け入れられない自分がいる。

 でもまあ、トリックに作家はかなり自信があるようだけど、それ以前に、こんな小説はダメなんじゃないのか。人を殺す意味。ミステリ作家にとっては単なる道具なんだ。

殺す/殺される必然性がどこかにないとだめでしょう。いくら、ミステリだからって。

⇒☆★

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