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三国一の読書野郎※228

責任者出てこい

 悲しくて見ていられない。でも、見なくてはならない。動物たちが置かれた過酷な現状から、目をそむけるわけにはいかない。それが写真集「のこされた動物たち」である。福島第一原発20キロ圏内で動物の保護活動を続けるカメラマンが撮り続けた記録である。

のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録 Book のこされた動物たち 福島第一原発20キロ圏内の記録

著者:太田康介
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<口上>福島第一原発20キロ圏内で助けを待ち続ける、動物たちの写真集。 20キロ圏内で、動物保護のボランティアをするカメラマンが撮りためた、3か月に及ぶ記録。無人の家で飼い主を待ち続ける犬、最後の力を振り絞って助けを求める猫…。強く生きる姿も、助けられなかった命も、 動物たちの現状を、ありのままに伝えます。
【私は、ごめんよ、ごめんよ、と謝りながら写真を撮りました。私にできることは、写真を撮り、今起こっている現実を多くの人に知ってもらうこと。それしかできないのです。やがて怒りが沸いてきて、チクショー、チクショーと呻きながらシャッターを切りました。その怒りは、私を含めた人間に対してのものです。(本文より)】

<双子山評定>美しい国土を汚してしまったのは誰なのだ。人々から郷土を奪い、動物たちをさまよわせているのは誰なのだ。怒りと悲しみしか、この国にはなくなってしまったのか。ひたすらに、悲しい写真集だが、動物たちを救おうとする、このカメラマンのような動きに、一抹の希望を見出すべきなのだろう。悲しくも、力強い写真集である。

⇒☆☆☆☆★

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