三国一のプログレ野郎②
今聞くと、ちょっとしょぼい
エマーソン・レイク&パーマーの「展覧会の絵」を聴く。CDショップで思わず、衝動買いをしてしまったのだ。
![]() |
![]() |
展覧会の絵+1(紙ジャケット仕様) アーティスト:レイク&パーマー エマーソン 「プログレの教科書」ともいえるアルバムだよな。ロックとクラシックの融合により、何となく、ロックが高尚になったかのような錯覚を与えてくれた。さらに、シンセサイザーの音色も斬新だったような気もする。 しかし、だ。現在聴くとその音は、ちょっとしょぼい。時代の限界、技術の限界ではあるのだが。 クラシック解釈だって平凡だしね。まあ、全部、後から文句つけることは簡単なんだが。 でも、EL&Pって、何となく思想性がなくて、いまひとつ、好きになれなかった。ピンク・フロイドの持つ重層性や、キング・クリムゾンが醸し出す狂気がないもん。ただ、テクニックだけって感じでね。だから、時代とともにふるびて塩待ったのではないかと憶測するところだ。 |
« 三国一の昼飯野郎※107 | トップページ | 三国一の読書野郎※229 »
「音楽」カテゴリの記事
- 音楽としての現在⑨(2016.02.14)
- 三国一のギター野郎2013①(2013.08.18)
- 三国一のクラシック野郎2012①(2012.12.06)
- 三国一のコンサート野郎2012①(2012.07.13)
- 三国一のCD野郎2012①(2012.07.11)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント