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三国一のプログレ野郎②

今聞くと、ちょっとしょぼい

 エマーソン・レイク&パーマーの「展覧会の絵」を聴く。CDショップで思わず、衝動買いをしてしまったのだ。

展覧会の絵+1(紙ジャケット仕様) Music 展覧会の絵+1(紙ジャケット仕様)

アーティスト:レイク&パーマー エマーソン
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2010/06/23
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「プログレの教科書」ともいえるアルバムだよな。ロックとクラシックの融合により、何となく、ロックが高尚になったかのような錯覚を与えてくれた。さらに、シンセサイザーの音色も斬新だったような気もする。

しかし、だ。現在聴くとその音は、ちょっとしょぼい。時代の限界、技術の限界ではあるのだが。

クラシック解釈だって平凡だしね。まあ、全部、後から文句つけることは簡単なんだが。

でも、EL&Pって、何となく思想性がなくて、いまひとつ、好きになれなかった。ピンク・フロイドの持つ重層性や、キング・クリムゾンが醸し出す狂気がないもん。ただ、テクニックだけって感じでね。だから、時代とともにふるびて塩待ったのではないかと憶測するところだ。

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