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三国一の読書野郎※222

ハートウォーミングな物語

 西加奈子という作家の作品を読むのは初めてだが、なかなかでした。読後、心が少し、暖かくなりました。「漁港の肉子ちゃん」。面白く読めました。

漁港の肉子ちゃん Book 漁港の肉子ちゃん

著者:西 加奈子
販売元:幻冬舎
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<口上>みんな、それぞれで生きている。それでいい。圧倒的な肯定を綴る、西加奈子の柔らかで強靱な最新長編。

<双子山評定>地方のさびれた漁港で、太っていて、男にだまされてばかりで、それでいていつも元気な母親・肉子と暮らす小学生の娘の目から描きだす、人生の機微、生きていくことの苦しみと楽しみ。それぞれの人物造形がかちっとしていて、物語の中にすっと入り込める。リーダビリティーは抜群である。

「こんな人間いるわけない」と思わせてしまうと、その小説は失敗だが、この作品はそこにリアリティーを貫いているのだ。

慈母観音としての肉子ちゃん。何とも魅力的な人物である。でも、こういう女性が男をダメにするのかもしれないがね。

ドラマ化したら誰がこの役にあうかな~などと考えて読むとさらに面白く読めますよ。秀作です。

⇒☆☆☆☆

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